2023/6/22

 

  イナゴ投資はもうけられる!?

最近、本格的にデイトレを習得しようと、日々実弾で検証をしています。

おおまかなスタイルは確立したものの、確度がいまいち。

そこで、今回は『いなごトレードを検証』してみました。面白い記事ですので、どうぞご参考にして下さい。

 

6月21日、連日ストップ高を重ねていた「さくらインターネット」がターゲットです。株価700円からの前日終値1,473円ですから、上げ過ぎの反落が狙えると判断しました。

 

 

東証オープン時は他の銘柄でチャンスを待っていたため、さくらインターネットは10時頃から取引を始めました。

もう十分下げていたので(画像に映ってません)、押し目を狙って更なる下落を狙いました。①

チャートをご覧の通り、あまりいいトレードではないですが、軽く利益を得られました。

 

その後、ぐぐぐーっと上昇し、急落スタート。待っていたイナゴタイムです!

ところが、あれよあれよという間に落ちてしまうものですから、追っかけ追っかけ参戦できたのは②の時です。遅いとは思いましたが、それでも先ほど利確した辺りまで下げると想定していたのです、が。

反発!そしてレンジ化、後に急上昇。②

 

あったま来たので、そのままドテンしました。2度目のイナゴです!➂

続きませんね。下落後、レンジ化しました。③

 

下落した流れに乗って再ドテン

下落は続かずレンジ化後、急~上昇!④で諦め、三度目のドテン!

「やはりそーなりますか」の下落。しかも、急落!

⑤で諦めまして、本日の検証トレードを終了しました。

 

 

  さて、なんでこんな惨敗を喫することになったのでしょうか?

ビックリするぐらい落ち(上げ)続ける場面に何度も立ち会ったことがあります。みなさんもそうですよね。

では、今回はなぜ、そのような展開にならなかったのでしょうか?

 

「板」と「歩み値」を見ていて気付いたのは、やや大口の「成行買い(売り)」が初動であったということです。

つまり、機関投資家などの参入があったのではなく、個人投資家のデイトレ勢が仕掛けた結果の値動きだったのです!

 

彼らは仕掛けて、他の投資家がこぞってイナゴしてこないと見るや、あっという間に決済しました。だから、瞬発的な反発(反落)しか起きなかったのです。

私はそれらに思うように釣られてしまったという訳でした。

 

今回は「さくらインターネット」という日本ローカルな銘柄(間違ってたらスミマセン)でしたので、こんな結果になり易かったとも言えますが、「ソフトバンクグループ」や「レーザーテック」などでも似たような値動きが散見されますので、

デイトレ勢には要注意!と言わざるを得ません。

ガンガン参入!即撤退。それがガチのデイトレ勢なんです。

 

その攻略法については本日検証し、よい結果が出ていますので、気になる方がいらっしゃいましたら「フォロー」の上、「教えて」のメッセージを送って下さい。

 

ハッピートレーディング!

33業種 33業種コード 33業種区分 17業種コード 17業種区分
1 50 水産・農林業 1 食品
2 3050 食料品
3 1050 鉱業 2 エネルギー資源
4 3300 石油・石炭製品
5 2050 建設業 3 建設・資材
6 3550 金属製品
7 3400 ガラス・土石製品
8 3100 繊維製品 4 素材・化学
9 3150 パルプ・紙
10 3200 化学
11 3250 医薬品 5 医薬品
12 3350 ゴム製品 6 自動車・輸送機
13 3700 輸送用機器
14 3450 鉄鋼 7 鉄鋼・非鉄
15 3500 非鉄金属
16 3600 機械 8 機械
17 3650 電気機器 9 電機・精密
18 3750 精密機器
19 3800 その他製品 10 情報通信・サービスその他
20 5250 情報・通信業
21 9050 サービス業
22 4050 電気・ガス業 11 電気・ガス
23 5050 陸運業 12 運輸・物流
24 5100 海運業
25 5150 空運業
26 5200 倉庫・運輸関連業
27 6050 卸売業 13 商社・卸売
28 6100 小売業 14 小売
29 7050 銀行業 15 銀行
30 7100 証券、商品先物取引業 16 金融(除く銀行)
31 7150 保険業
32 7200 その他金融業
33 8050 不動産業 17 不動産

■ TOB(公開買付け)は平常時よりも気を付けよう 

今日のトレードで、ちょっとした失敗があったのでTOB(公開買付け)について改めて調べてみました。

 

【きっかけは失敗エントリー】

昨日のニュースです「アルヒ<7198>はSBIノンバンクHDが連結子会社化を目指して友好的TOBを実施すると発表、TOB価格は1500円、買付予定数1753万600株、発行済み株式の51%を取得後、上場は維持」

 

水曜日の終値が1,017円で翌日はストップ高の1,317円、2022/9/16(金)の本日も寄付きから1,500円に張り付いてノーエントリー、となるかと思いきや、1,400円あたりで寄り付きました。「これは買える!」と慌ててポジりました。

ところが、1,400~1,407あたりを行ったり来たりで一向にTOB価格の1,500円に向かいません。「誰かが価格を一定に操作している……」

 

こんな訳で、本日中に決済まで行くと思っていたポジションを週またぎで保有することになってしまいました。

これまでにないTOB銘柄の値動きのなぜ、を巡って調査です!

 

【TOB(公開買付け)とは】

意義「企業が不特定多数の投資家からある株式を市場外で買い集めること」

通常は、現在株価に20~40%のプレミアム価格を乗せて募集するそうです。

 

そうなんですね、株式市場の売買で取得するものではないのです。

今回のTOB概要をSBIで確認してみると、10/31までに公開買付の応募を受付け

  • 応募株券総数が買付予定の下限(11,156,300株)に満たない場合、全く買付けは行わない
  • 応募株券総数が買付予定の下限(11,156,300株)以上で、上限(17,530,600株)に満たない場合には、応募株券全部の買付を行う
  • 上限を超えて応募があった部分の買付けは行わない

 

という訳で、応募者の利益を最低でも100円は守るために、10月末まではこの水準が維持されそうです。

そうなると、保有を継続するつもりのないエントリーでしたので、今月末の中間配当権利落ち前後の値動きを見て、微益で抜けようかと思います。

 

みなさんもTOBの動向にはお気を付けください。

ハッピートレーディング!

本記事はNOBU塾「株価が下がる新しいサイン&上昇の合図!!」の考察が秀逸だったので、私的な備忘録として、みなさんへの情報共有として掲載させて頂きます。

ぜひ、本家の動画をご覧下さい。より詳しい情報が満載ですよ。

 

【決戦の火曜日!】

9/13 21:30発表 米国消費者物価指数(CPI) コアインフレ率 予想5.9%

 

5.5~5.6%などと予想を下回る結果だとドルは下落、株価は爆上げする。

ドル円が140円まで下落した場合は押し目買いのチャンス

与党が圧勝する目的のために中間選挙に合わせて経済政策が打たれ、米国株は翌年春先まで上昇するのが定説だが…

 

逆にコアインフレ率が上がれば、株価は暴落する

 

【景気後退は必然。いつ始まるのかを知る】

iシェアーズiBoxxハイイールド社債ETF【HYG】はジャンク債であり、この価格が72.85ドルを割ると、共倒れのリーマンショック状態が発動する!

連動して、ナスダックも12,400に向かって進む

 

逆に、79.30ドルを上回れば、安心して株価も上昇していく

 

同様のサインとして、米国10年債利回りが3.5%を超えると株価下落

アメリカはヨーロッパ景気の半年~1年後に景気が悪化する傾向があり、ユーロの景況も先行指数となる

 

【円安が進んだ理由】

9/7 145円直前まで進んだドル高円安は、140円を超えたことに驚いた輸入企業がドル調達に走ったため

日銀黒田総裁任期満了の2023年4月までは円高は止まらない。147円67銭を目指す

同様に、日本の貿易赤字が膨らんでいる内は円安が進む

 

逆に、円高は150円まで進むというニュースが大半になった頃には、反転円高が始まるサイン

預金が外貨預金に向かうというニュースが流れ始めることも同様

 

【145円を突破するのは相当な圧力が必要】

145円には金融機関のノックアウトトリガーが設定されていて、大口顧客の資産を死守するため、協力に価格操作され続ける

 

以上、抜粋のため分かりにくかったかもしれませんが、どうぞNOBU塾「株価が下がる新しいサイン&上昇の合図!!」をご覧下さい。

 

ハッピートレーディング!!

【高配当利回り銘柄】ベスト30 6月15日版


株探で掲載している、【高配当利回り銘柄ベスト30】の抜粋です。

東証上場全銘柄を対象に利回りが高いベスト30銘柄を、特別配当などを含む年間配当で算出してあります。

●2022年6月15日時の高利回り【ベスト30】

順位  コード  銘柄      業種   利回り%  6/15終値  決算期
  1  <9104> 商船三井    海運   10.92   3205    23/03
  2  <9101> 日本郵船    海運   10.90   9680    23/03
  3  <5192> 三星ベルト   機械   7.89   2790    23/03
  4  <6651> 日東工業    建設   7.79   2272    23/03
  5  <9308> 乾汽船     海運   7.67   1773    23/03

  6  <7638> NEW ART    小売   7.62   1312    23/03
  7  <5009> 富士興産    エネルギー  7.38   1097    23/03
  8  <1852> 浅沼組     建設   7.23   5280    23/03
  9  <1820> 西松建     建設   6.76   4215    23/03
 10  <7239>  タチエス    資材   6.62   1111    23/03

 11  <5988> パイオラック  資材   6.52   1948   23/03
 12  <7744> ノーリツ鋼機  持株   6.52   2330   22/12
 13  <5901> 東洋製缶    資材   6.51   1368   23/03
 14  <1814> 大末建設    建設   6.50   1538   23/03
 15  <3465> ケイアイ不   不動産  6.41   4365   23/03

 16  <3245> ディアライフ  不動産  6.37   534   22/09
 17  <8893> 新日建物    建設   6.34   410   23/03
 18  <2914> JT      たばこ  6.30   2380   22/12
 19  <8075> 神鋼商事    鉄鋼   6.30   3810   23/03
 20  <8093> 極東貿易    機械   6.23   2616   23/03

 21  <2986> LA HD     不動産  6.18   2267   22/12
 22  <7991> マミヤOP     機械   6.17   810   23/03
 23  <8999> グランディ   不動産  6.12   523   23/03
 24  <5985> サンコール   機械   6.10   623   23/03
 25  <3131> シンデンハイ  小売   6.06   2095   23/03

 26  <7198> アルヒ     金融   6.06   990   23/03
 27  <3284> フージャース  不動産  6.05   793   23/03
 28  <1833> 奥村組     建設   6.01   2913   23/03
 29  <7494> コナカ     小売   6.01   333   22/09
 30  <8897> タカラレーベ  不動産  6.01   333   23/03

やはり、2022年はコンテナ運輸業の年ですね。来年はここまで高配当は実現できなさそうですが。

それ以外、住宅系(赤字)、自動車関連業(青字)も高配当の傾向があるようです。

 

NISAなど、株価変動を度外視した長期投資には向いていると思いますので、チェックしてみて下さいね。

ハッピートレーディング!

自分用の記録として作った『純利益ランキング』なのですが、もしかするとみなさんのお役にも立つかもしれないと思い立って、掲載してみました。

 

まさに自分用なので、必要なところしかデータを算出していませんが、

『目標株価まであと何%ある?』の数字を拾って頂ければ、投資対象の参考になるかもしれません。

 

表自体は『株探』で出力できますので、興味を持った方はぜひ見てみて下さい。

 

 

ハッピートレーディング!

この記事はバフェット太郎さんの動画から抽出したものです。

素晴らしい情報満載でしたので、自分自身の備忘録として、

みなさんのお役に立てる情報として掲載させて頂きます。

どうぞ、実際の動画もご覧になって下さいね

 

ウォール街では『FRBによる利下げはリセッションの前兆』と考えられている

ということは、『FRBによる利上げ』が始まったばかりの春先からの急落は一時的な調整局面であって、リセッションの始まりではないと考えられます。

 

実際に、利下げの発表とリセッションには以下の関係性が見られるのです。

 

  • 2001年3月から始まったリセッション ←2ヵ月前に利下げ発表
  • 2007年12月から始まったリセッション ←3ヵ月前に利下げ発表
  • 2020年3月のコロナパンデミックによる急落 ←8ヵ月前に利下げ発表

たしかに、利下げ発表から数カ月後にリセッションが始まる傾向が見られます。

では、FOMCによる利下げはいつ頃から始まりそうでしょうか?

 

 

集計されたコンセンサスによると、2022年12月末時点で政策金利が2.75~3.0%になる予想が60%、加えて2023年1月末時点での同予想は81.5%にも上ることから、2022年末のFOMCで最後の利上げが発表される公算が大です。

そして、最後の利上げから1年~1年半後にリセッション入りする傾向があることから、次のリセッションは2023年末から2024年半ばに起こるかもしれません。

 

  • 2001年3月から始まったリセッション ←10ヵ月前に最後の利上げ発表
  • 2007年12月から始まったリセッション ←18ヵ月前に最後の利上げ発表
  • 2020年3月のコロナパンデミックによる急落 ←15ヵ月前に最後の利上げ発表

 

〔住宅バブル終焉によるリセッション入り〕

さらに、中古住宅販売戸数においてもリセッションの兆候を示しています。

 

  • 2001年3月から始まったリセッション ←21ヵ月前にピークアウト
  • 2007年12月から始まったリセッション ←27ヵ月前にピークアウト
  • 2020年3月のコロナパンデミックによる急落 ←27ヵ月前にピークアウト

2022年初頭に中古住宅販売がピークアウトしたとみなすと、2023年10月~2024年4月頃にリセッション入りする可能性が高いと言えます。政策金利の利上げ終了との関係と一致していますね。

 

住宅販売戸数下落の主な原因は、住宅ローンの固定金利の急騰(5.25%)によります。

以下のデータでも確認できるように、住宅金利のピークアウトはリセッションの前兆です。

 

  • 2001年3月から始まったリセッション ←9ヵ月前に住宅金利ピークアウト
  • 2007年12月から始まったリセッション ←17ヵ月前に住宅金利ピークアウト
  • 2020年3月のコロナ禍による急落 ←15ヵ月前に住宅金利ピークアウト

さらに、来月6月から始まるQT(量的引締め)によって、MBS(住宅ローン担保証券)が売却された上に再購入もされないために、住宅金利の上昇は2022年いっぱい避けられません。

 

この住宅金利の上昇によって、ますます販売戸数は減少していくことが想定できますが、結果的に借り手が著しく減ってしまうために、今度は逆に金利が下がってくることが予想できます。

しかし、金利が下がったところですぐに販売戸数が戻るわけではなく、やはり1年から1年半後にリセッションに突入してしまう傾向があるのです。

 

 

〔弱気相場≠リセッション〕

戦後77年間で18回あった弱気相場の下落率の平均はー30.8%でした。

しかし、30%を超える下落はたった6回だけ(35%の確率)

現実にリセッション入りしたのは9回のみ(53%の確率)

と、ほぼ五分五分ということになります。

 

天井から底打ちまでの期間は平均11カ月6カ月以内に底打ちする確率は41%

今回の下落はまもなく6カ月を迎えようという段階なので、ともすると底打ちも視野に入れて相場に臨む必要があるかもしれません。

 

しかも、来年は大統領選挙の前年にあたるため、様々な景気刺激策が打ち出されて好景気が演出される年でもあります。

 

 

大統領選挙前年にあたる相場は下落したことは一度たりともなく、過去19回の平均トータルリターンは+19.8%と大幅な伸長を記録しています。

バフェット太郎さんの見解では、

  • 2022年の下落は絶好の買い場
  • 2023年はそのリターンを享受する年
  • 2024年はリセッションを見据えた転換期

となります。

QT 量的緩和の終了は下落相場の始まり?』で記述しましたが、前回のQTにおいては実行額が3000憶ドルを超えたあたりで市場が大暴落を起こしました。

それを今年に当てはめてみると、10月頃はかなりの警戒が必要かと思います。

 

ぜひ、みなさんも今回の考察をメモに残すなりして、うまく荒波を乗りこなして下さい。ハッピートレーディング!

なぜ、私は損切りできないのか?

いいえ、損切りできる思考法ありました!

 

 

■損切りは投資家必須の技術

全指南書が絶対的に指導してくるのが「損少利大」ですが、これが本当に難しい!

「逆張りしたはずなのに、もっと下落する……」

「トレンドフォローしたはずなのに、そこから反転、下落が始まる……」

「レジスタンスラインに届いたら利確と思っていたのに、届かず反転……」

 

いくらでも事例が挙げられるほど、思い通りにいかないのが投資ですよね?

だからこそ、『損切り』が必須の技術となる訳です。これが出来なければ勝ち続けることはできません。

なのに、損切りができない!

 

「日をまたいだら想定以上に下落してしまって、慌てて逆指値注文を外してしまう」

「好決算なのに、下落が止まらない!」

 

 

■損切りは脳科学的にも難しい

第11回講義:プロスペクト理論で武装し、他者を出し抜け!』でもお伝えしましたが、10万円儲けるよりも1万円損するほうが心にキツく刻まれるのです。

 

「生物の本能として損切りできないのなら仕方ない」

まさかそんなふうに納得してませんよね?だったら、あります、解決策が!

 

 

■投資は会社だ!

あなたはもう経験があるはずです。会社のお金、多少無駄にしたって痛くもかゆくもない。

「交通費、安いルートよりも時間短縮のルートで」

「消耗品、買ってくる方が安いけど、めんどいからネットで買っちゃおう」

「明日に回せる仕事だけど、残業稼ぎたいから残ってやろう」

 

そうなんです、会社のお金は浪費しても気になりません

私が個人事業主だった当時、水道一滴、ペーパータオル一枚、無駄に使われると気になりました。心の中で常に「それ、俺の金で払ってんだよ!」とイラついていました。

ところが法人化した途端、捉え方がガラッと変わりました。

個人の収入が固定給になったので、儲かろうが損しようが、変わるのは会社の資金だけ、当然、会社の利益を上げる努力は変わらず続けていますが、失敗したところで心理的ダメージは限定的になったんです。

 

この心理的変化が投資にも応用できることが分かりました!

その投資、事業です。あなたの会社です。必要な出費は怖くありません!だって、収益化するために避けられない投資ですから。

 

≪経営者のみなさん≫

その投資は、あなたの新事業です。損失は必要経費です。事業のスタートは設備投資からに決まってます。前進しましょう、いずれ収益化しますから!

 

≪会社員のみなさん≫

その投資は、自己投資の一環です。勉強代です。スキルアップ、自己研鑽に努めれば努めただけ、いずれ昇給(収益)となって返ってきますから!

 

怖がらずに小さく損切りしましょう。その積み重ねが、いつか大きく跳ねて返ってきますから!

ハッピートレーディング!

ついに始まるQT(量的引締め)について、見逃せない情報が得られましたのでご紹介します。

 

まずは、解説図をご覧下さい。

世界中を蹂躙したコロナパンデミックの発生で落ち込んだ自国経済の下支えのため、各国の中央銀行は様々な金融緩和政策を実施しましたが、最も影響力のある米国においても以下のスケジュールで量的緩和が行われました。

 

量的緩和・テーパリング・量的引締め

 

テーパリング(量的緩和の縮小)を経て、ついに2022年6月から量的引締め(QT、Quantitative Tightening)実行のフェーズへと移ることになりました。

これはコロナ禍における様々な変化がもたらした、過剰インフレーションの抑制のためですが、自国通貨の価値が下がることは、新たな経済危機を招く可能性が高いということでもあり、早急な対応が必要となるのです。

 

テーパリングは中央銀行による国債やモーゲージ債の買い入れが少なくなることで需給が緩んで「長期金利が上昇」するため、

・為替においては、金利のつかない円から金利のつくドルへお金が流れる「ドル高円安」の傾向を助長し、

・経済においては、高金利でお金が借りにくくなるため、設備投資の縮小、結果的に企業業績縮小の傾向を引き起こす要因ともなります。

結果として、株価は下がりやすく、株式から金利の高い債券へと資金が流出する動きも顕著となります。

 

さて、前回のQT(量的引き締め)は2017年10月〜2019年8月に実施されており、
圧縮規模が合計3,000億ドルを超えたあたりで株式市場は大暴落を起こしました!そのため、前回のQTは2ヶ月前倒して終了しました。

 

2022年6月から始まる今回のQTでは、初めの2カ月は475億ドルずつの売却、8月以降は950億ドルずつの売却が行われるので、

2022年10月中には資産圧縮額が3,000億ドルを超えてしまいます

 

前回と同じペースで推移するかどうかは予測不可能ですが、念頭に置いて今秋を迎える必要がありそうです。

 

アノマリーにおいても10月までは要注意、11月以降は株価上昇という傾向がありますので、よくよく経済動向には注視して臨みましょう。

ハッピートレーディング!

 

株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書 読書感想文 

 

2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの 株トレ 

――世界一楽しい「一問一答」株の教科書

に、本当の書名を付けるとすれば……  

 

楽天証券トウシルでも有名なチーフストラジテスト窪田真之氏が投資の基本中の基本、チャートの読み方をドリル形式でご指導下さいます。

 

面白いですよぉ!初心に戻って。チャートの見るべき忘れていたポイントを思い出させてくれます。

時々読み返して、忘れないようにしたい技術ですね。

 

投資の残念な点は、本書の内容を習得したとて必勝ではないってことですね、統計的に明らかな傾向があっても外れることが多々あります(上がる下がるは五分五分ですからね)し、参考程度にしか活用できない。

それでも、チャンスを捉えるためには本書の技術は欠かせないでしょう。

 

 

さて、本当の書名をつけるとすれば……そのまま

 

『株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書』です。

 

 

 

 

ハッピートレーディング!