FT2検証:2009年1月ドル円① | FXチャート分析1000本ノック

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友人がFXで勝てるようになったので、全く同じ方法でFXの練習をしています。その練習内容を公開中!

2009年1月のドル円相場検証をしていきたいと思います。






(画像1)




まず2008年12月末からの状況ですが、
15分足では黄色のボックス範囲でのレンジが続いている状況でした

そして、年末からこのボックスを上抜けしてきます


このボックス上抜けに伴って、EMAも上昇パーフェクトオーダーになります


1月からはこの上昇トレンドでロングを狙っていくことになります



最初のロングを仕掛ける場所ですが、まず、
黄色の✡(ヘキサグラム)の付いている安値が切り上げていると見て、
ボックスを上抜けした後の赤上矢印マークの押しで
ロングエントリーというのが考えられます

しかし、この部分は押しがかなり浅いのと、
ボックス中にも一度上抜けした場所があるように、
この段階ではだましになり、
再びボックス内に戻ってくる可能性もあるので、
その後のオレンジ上矢印マークの押しで
ロングエントリーというのがよいのではないかと思います


オレンジ上矢印マークの部分は、直近のボックスの間で、
一度上抜けした部分のレジスタンスとなっており、
ちょうどレジサポ転換となっているので、
ここでロングするのは優位性の高いエントリーだと思います




(画像2)



先程のオレンジ上矢印マークで
ロングエントリーできればよいのですが、
この部分ではエントリーを見逃してしまった、
あるいは押しと呼ぶには浅すぎるので不安で見送った、
という場合はそのあとの綺麗な押しを作った部分である、
黄色上矢印マークでロングエントリーするのがよいと思います


この部分はレジサポ転換が見られた後ですし、
直近高値安値の切り上げも続いており、
かつ小さい足が連続するという、
下げ止まりと分かりやすい足のパターンが出て、
綺麗に押しが入っているポイントなので、
ロングエントリーを入れやすいと思います


ロスカットの設定ですが、黄色矢印で入った場合は、

・レジサポ転換したところ(10pips程度)
・レンジの上限(24pips程度)
・EMAの3本がクロスしたところ(35pips程度)

などで設定すればよいかと思います


まだ上昇トレンドの初期ですので、
タイトな設定でいくのも良いかもしれません



ちなみに画像2で表示されている15分足チャートの範囲は、
60分足・4時間足ではピンクの丸で囲った部分になります




(画像3)



その後の動きですが、
画像2の黄色矢印でロングを入れた後、
大きく上昇をしていきましたので、
押しが入るたびにロングを入れてトレンドについていきます

次に押しが入るのは画像3のオレンジ矢印部分です

この部分はEMA25でサポートされおり、
直前のエントリー部分もEMA25サポートだったので、
波動的にもエントリーしやすい部分です


その後直近高値を超えて伸びたので、
直近高値抜けしたらロスカットを建値に移動させておけば
ロスが出ることはありません

画像2画像3での2回のロングエントリーの利食いですが、
伸びきった部分で小さなコマ足が出た部分か、
遅くてもEMA10と25のデッドクロス部分で利食いします

伸びきった部分で利食いできれば一番良いですが、
コマ足が出た後、再び伸びることもありますし、
なかなか難しいと思いますので、
まずはEMA10・25のデッドクロスで
利食いするようにするのが簡単かなと思います

その場合、2回目のエントリーでの利益は
ほとんど出ないかもしれませんが、
損を出すわけではないですし、
上昇の波も大方取れていることになるので、
頭からしっぽまでをリスクをがんばって狙うことはないと思います





その後は一旦15分の波では直近高値を切り下げてしまい、
EMA75付近まで下落してしまいます


しかし、この15分でEMA75に引っかかった部分は、
60分足でみるとEMA25サポートになっている部分です


60分はEMAが大きく開いて
パーフェクトオーダーを形成していますので、
まだ上昇が継続する可能性が高い部分です
ですので、60分足での押し部分と見て、
黄色矢印マークでロングエントリーをします


ロスカットの部分ですが、
一番初めにロングエントリーをした部分が
60分で見ても浅めの押しになっており、
30pips程度なのでここに設定するのがよいかと思います



ちなみに、緑の日足ラインでちょうどサポートされていること、
そして4時間足でみるとそのラインでレジサポ転換になっていることからも
ここでのロングエントリーは優位性が高いと思います




(画像4)




EMA75での下げ止まりでのロングエントリーのあと、
狙い通り上昇してくれましたので、
引き続き押しでのロングエントリーを続けていきたいと思います



この部分は上昇の勢いが非常に強いので、
傾きが大きくなっています
15分足ではEMA10の上を歩く(というより飛ぶ・・)
ように足が伸びているので、
押しも浅いと考え、陰線が出るたびにロングエントリーします



画像4の黄色矢印部分、
計4回ロングエントリーした後の利食いですが、
最後4回目のエントリーの後、
直近高値を更新できずに、
エントリーポイントを割れてしまいます


その後も直近高値を切り下げるような形になるので、
オレンジのボックス部分あたりで利食い、
ロスカットするのがよいと思います


最後のエントリーはロスカットになってしまいますが、
直近高値の切り下げにいち早く気付く事が出来れば、
ロスカットも小さくてすみます

60分足や4時間足をみれば、
大きな上昇トレンドとなっていますので、
どうせ上がるから持ち続けてもよい
という見方もできます


ですが今回は15分足でのエントリーですので、
利食いも15分の波動に従っていくのがよいかと思います





(画像5)



その後は黄色ボックス部分に見られるように
じりじり高値安値を切り下げるような形になります
弱気フラッグのようですね

その後、再びEMA75付近まで下落します
この部分は60分足で見ると再びEMA25サポートになっている部分で、
60分の波動的にも押しと考えて、
黄色矢印でロングエントリーします

ちなみに4時間足でみるとEMA10サポートとなっています



その後、また上昇しますので、
押しでのロングエントリーです


2回目のロングエントリーのあと、
直近高値を更新しますのでロスカットは建値におきます

その後下落し、2回目のエントリーは建値撤退になるかと思います

1回目のポジションは、
その後相場が2回目エントリー部分で下げ止まり再上昇するので、
オレンジのボックス部分で利食いするのがよいかと思います


遅くともオレンジボックス部分の上昇が
直近高値を更新しないのを確認したら利食いするのがよいと思います



(画像6)



オレンジのボックスのあとは、
一旦高値安値を切り上げますが、すぐに切り下げてしまいます

60分、4時間で見れば、
大きな上昇トレンド中の小さな下落(押し)という形なので、
小さく青矢印などでショートをしてもよいのですが、
いつ上昇を再開するか分かりませんので難易度が高いです

上昇トレンド中のショートエントリーは、
トレンド方向に入るというのをマスターしてからでもよいと思うので、
ここは様子見してもよいと思います



ショートエントリーした場合は、
青丸の足部分が、60分足ではEMA25サポート、
4時間足ではEMA10にかかるところなので、
ここからの再上昇を考えて、ここで利食いします



(画像7)




最初の黄色矢印マークは、
60分足でのEMA75サポート部分ですので、
ここも15分でEMA75を背にロングエントリーします

ちなみに4時間足ではEMA10サポート

先程の青矢印のショートエントリーでは、
利食いとなった場所です



最初の黄色矢印でのロングエントリー後、
直近高値を更新して上昇しますので、
押しでのロングエントリーを繰り返します

2回目のロングエントリーは、
ちょうどレジサポ転換している
黄色矢印部分で出来るかと思います




(画像8)



その後は上昇トレンドが続きますので、
画像8の黄色矢印部分、計4回エントリー可能だと思います


利食いのポイントは、上げどまりを感じさせる
オレンジ星マークのコマ足でもよいのですが、
これで利食うのはかなり難しいと思いますので、
4回目のエントリーポイント(直近安値)を下回ったところで、
全て利確するのがよいと思います

その場合、4回目のポジションは建値撤退となります