「越水浄水場の桜の通り抜け」
火垂るの墓をご存じでしょうか?
野坂昭如の短編小説で、野坂自身の戦争体験を題材とした作品で神戸市と西宮市近郊を舞台に、戦火の下、親を亡くした14歳の兄と4歳の妹が終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするが、その思いも叶わずに栄養失調で悲劇的な死を迎えていく姿を描いた物語ですよね
西宮の舞台になったニテコ池の越水浄水場は昭和23年(1948年)の春、桜の開花時期にあわせて一般公開して桜の通り抜けを実施してます
場内の桜は、大正13年(1924年)に水道創設を記念して100本余りが植えられましたその後、創設30周年を記念に満池谷を特色ある桜の名所にするため、桜の研究家である笹部新太郎氏の指導で、ソメイヨシノにかえ、山桜や里桜など我が国固有の桜を中心に、桜の苗木260本余りが武田尾などの笹部氏の演習林から移され、育てられてきました。
なのでいろいろな品種の桜を見ることができます。
①八重紅しだれザクラ
③エドヒガンザクラ
④フクロクジュ
⑤ソメイヨシノ
⑥ジュウガツサクラ
⑦カンザン
⑧カスミザクラ
⑨タイハク
⑩オオシマザクラ
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