さて、前年のマルセルブーサック賞を快勝し再開されたカラ競馬場の愛1000ギニーに1番人気で出てきたアルビナ、見事にオブライエン陣営の相手に馬場の良いところを絶対に走らせないという3頭出し(息子の厩舎も入れると4頭出し)で芝の良い状態のコースを囲みながらのレースの戦法にはまって敗れた感アリアリ。ぜひ興味のある方はチェックしてみてください。
人気馬を囲むんじゃなくて、自分たちで前後しながら良い馬場のところを渡さない、で欧州にありがちなペースメーカーにそういうことをさせるんじゃなくて、相当実力のある馬にそれをやらせて、いいところを自分たちで独占して結果も1から3着独占。これがオブライエン厩舎のすごいところ。ぜひ見てください。ユーチューブで十分みられます。
現在の欧州競馬のトレンドみたいなのが見えてきます。これを打破しようと思うと早仕掛けして前に出て切れ込んでゴールまで持たせてしまうデットーリさんの技術とか、この間の英2000ギニーの一瞬空いた極狭いところを割って出るオイシンの騎乗とかそういう技術が必要になってくるわけです。写真はマルセルブーサック賞のアルビナです。
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