「楽屋生音日曜版」に想う。 | 電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ(ウインドシンセサイザー)で、路上演奏を中心に活動しています。その活動の記録です。

 「楽屋」というお店で、2017年の7月から、奇数月の第二日曜日にワンマンオープンマイク「楽屋生音日曜版」を演らせてもらっています。何回かプロの方のライブと重なったり、お店の都合やもちろんコロナ禍で中止になったり、日程が前後する事もありましたが、なんとか続けています。基本的に20時から要オーダーで、どなたにも楽しんでもらえるし、あくまでお店のBGMなので、おしゃべりも自由です。

 

 最初の1年くらいは、2ヶ月に1度のその日のために、演目をどんどん増やしていくのが、面白くもあり、大変でもあったのですが、今は何を削るかに苦心しています。30分の本編はあっという間です。30分や1時間の演奏は、お弁当のような物で、バランスや見栄えも考えなくてはなりません。そう言った意味では、ようやく冷蔵庫に使いたい食材が揃ったという感じで、そこから何を作ろうかというところです。唐揚げ弁当や焼き肉弁当のように、メインが決まっている場合もあれば、幕の内弁当のようにいろんなおかずが入った場合もありますが、とにかく制限時間という器が決まっているのです。そんな時は、焼売1つやウインナー1本が、とても重要になってきます。だからそんな十八番を何曲か持っ事はとても大事です。

 

 自分としてはこれからも、他の人が演らない場所を開拓して行きたいですが、いろんな演奏者が演るこの場所で演るのも、句読点になっています。次回のための仕込みは、既に始まっています。