夏枯れの様相で
目立った動きの少ない1ヶ月
先月からのマーケットはあまり大きな動きがない推移です。
インフレがピークアウトする気配を見せていること・・・
また連銀が「中立金利は近い」と言っていることもあって
「インフレと戦うために極端な利上げはしないであろう」
そこへの期待感や安堵感が広がったため考えられそです!
半年も膠着状態が続いているロシア・ウクライナ戦争も出口が見えないままですね。
しかし、これから不景気がやってくると想定してか!?
オイルやガスの値段も全般的に安くなってきています。
スリランカの暴動や中国の不動産不払いなど耳目を集めるトピックはあったものの
マーケットが大きく反応するまでには至ってはいない状況です!
個人的には昨年にいわゆる総量規制が導入されてから中国恒大集団に代表されるような
デベロッパーそして中国の不動産市場全体の行く末には徐々に興味が高まります。
今後も様々な指標で不景気が訪れることは明白ではあるが・・・
金融市場の底は本格的に不況が訪れるだいたい6-12ヶ月前に行っていることが通常です!
「貯蓄率」がアメリカだけでなく世界的に下がってきておりリーマンショック前の水準に近づいています。
リーマンショック前と違うのは、「景気がいいので財布のひもが緩む」のではなく
「コロナによって世相が不安定であるにも関わらず、
物価が上昇しているせいで支出が増えている」ことが要因でしょう。
お盆明けからの、再度良い夏休みをお過ごしください!!