今年最強の寒波が26日夜から列島に襲来し、南下している。釜石でも昨日は雪となった。今朝もわずかに降ったが、さすがに釜石、日中は快晴で、路面にも雪はない。しかし、風は冷たく、最高気温も1度くらいであった。この冬は朝見ると、連日庭に氷が張っている。冷たい風が吹く中、昼休みに甲子川近くを通ると、川に白いものが見えた。もしかして、と思い、近付いてみると、やはり白鳥であった。1羽だけのはぐれた白鳥だ。内陸にはたくさんの白鳥がやって来るが、沿岸部は少なく、白鳥の見られない年もある。この1羽の白鳥も年を越すまではいないかも知れない。他にもまたやって来る白鳥がいれば、年を越しても止まってくれるかも知れないが。 米国、日本ともに株が大きく変動している。急落したかと思うと、再び急上昇した。ブルームバーグBloombergは「ゾンビが生き返ったのか、死にゆく強気相場の最後の輝きか」と題する記事を載せたが、これを持って、今後も株式の上昇を期待出来ると報じるメディアもある。しかし、過去を見ると、米国では、2008年9月のリーマン・ショックから、翌年3月の金融危機までの間には、13回も株価の上昇局面があった。特に、2008年10月10日から2008年10月13日までで12%近く上昇し、10月27日から10月28日にかけも11%上昇している。つまり、金融危機に至る大きな下降局面にあってさえ、途中では何度か、10%を超える上昇が見られると言うことだ。従って、今回のような上昇があっても単純には楽観出来ない。今回の株価の上昇は、日米ともに年金資金が多く関与しており、さらにはhigh frequency trading(HFT)高頻度取引と呼ばれるコンピューター取引や、CTA(先物ファンド)と言った超短期に反応する仕組みが、乱高下を生み出している。2008年のリーマン・ショック後の主要国中央銀行による異例の金融緩和で、低金利の債務という形で、マネーが世に流れ出し、株式や不動産と言った資産価格を吊り上げた。それを米国中央銀行が2015年から逆戻して、つまり金融引き締めに転じることで、世の中からマネーを吸収し始めた。となれば、世の中からマネーが減少しているのであるから、資産価格は逆に下がる。この流れは今後も続くわけだから、いずれ株式の暴落はやって来る。そして、その何ヶ月後かには金融危機に至る。あまりにも債務が膨らみすぎているため、それを避けることは不可能だ。しかも、その時、すでに大きな債務を抱えた政府やまだまだ低金利の金融政策を行なっている中央銀行には、打開策がない。