今年は暖冬だと言われたが、さすがに東北の冬は寒い日があり、昨日から朝晩は庭の水溜りに氷が張っており、昨日は遠野では日中もずっと氷点下になっている。今日は釜石は昨日より青空が広がり、いい天気になったが、冷たく強い風が吹いた。昨夜は雨がみぞれに変わり、遅くなるとさらに雪に変わったが、平地では落ちるとすぐに溶けていた。今朝は周辺の低い山にも雪が見えた。昼休みに甲子川に出るとキンクロハジロの群れから離れて二組のホオジロガモの番いがいた。 内閣府は18日に「東日本大震災における原子力発電所事故に伴う避難に関する実態調査」結果を発表した。事故が起きた2011年3月11日から4月末までの間に9割以上の人が避難し、避難先は平均で4~5所も転々としており、5カ所以上になる人も2割いた。同年5月からの3年間に5割で家族構成に変化を生じている。家族構成に変化があった人のうち、半数近くが困ったこととして「寂しくなった」と答えている。同じく内閣府の集計で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に関連した福島県内の自殺者数は、今年は1月から11月末までで19人に上り、昨年1年間の15人を上回った。震災後の自殺者は統計上は宮城県や岩手県では経過とともに減少しているが、福島県はむしろ経過とともに増える傾向にある。25日に福島県は国勢調査の速報値を発表したが、10月1日現在、福島県の人口は191万3606人で、前回調査の2010年に比べて11万5458人(5.7%)減っている。この減少幅は過去最大で、戦後最少の人口となった。福島県はその原因として「少子高齢化や若年層の流出などの減少に加え、原発事故に伴う県外避難者の増加が影響した」としている。全域避難の町村のうち、富岡、大熊、双葉、浪江の4町は人口がゼロで、避難解除準備の宿泊者が住む葛尾村が18人、特別養護老人ホーム入所者だけの飯館村が41人となっている。福島県内の53市町村で人口が前回調査より減少している。10月5日に岡山大大学院の津田敏秀教授らが「Thyroid Cancer Detection by Ultrasound Among Residents Ages 18 Years and Younger in Fukushima, Japan: 2011 to 2014.」と題する論文を専門誌Epidemiologyに発表したが、この論文の衝撃は海外で強く受け止められ、The NEWYORK TIMESでも10月8日に取り上げられたが、日本ではメディアがほとんど無視した。しかし、福島県の健康調査で甲状腺癌明らかにチェルノブイリよりも早く増加しており、いずれ、他の白血病や癌も多発してくるだろう。そうなれば、さらに福島県からの人口流出は今後も止まることはないだろう。福島県や国は人口流出や県民の健康被害への補償を抑えるために被曝の影響はないとしている。しかし、そのこと自体がさらに今後の被曝被害を増加させることになる。


二組のホオジロガモの番い 上を向いて頬に白い斑点がないのが雌