今朝は放射冷却か14度まで下がった。代わりに青空が大きく広がっていた。白い雲も流れ、とてもいい秋日和を思わせたが、午前中のうちに空を雲が覆い、雨雲も流れて来て、小雨を降らせた。昨日もそうだがほんとうに秋空は変わりやすい。「女心と秋の空」と言われるが、調べてみると、これは実際にはもともと「男心と秋の空」であった。室町時代の『墨塗』と言う狂言に「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」とあるようで、江戸時代に広く、移り気な男性を言ったものらしい。明治に入り、尾崎紅葉が自著で英国の「A woman‘s mind and winter wind change often」(女心と冬の風はよく変わる)と言う諺(ことわざ)を間違ってフランスの諺として紹介し、さらに大正デモクラシーの中で女性が自由を得て来ると、浅草オペラの中で、「いつも変わる女心」と歌われ、「女心と秋の空」と言う言葉が広まって行ったようだ。結局は自由を謳歌すれば、男性も女性も心が変わりやすいと言うことなのだろう。男女のことでは「変わる心」は当事者は困るのだろうが、天候はたくさんの人に影響する。まして気持ちのいい秋の日は安定してもらいたいものだ。



ようやく開いた黄蓮華升麻(きれんげしょうま)

蕾はまるでドングリのような形をしている