昨夜降った雨や小雪が、今朝起きると日陰の路面で凍っていた。庭の水溜まりにも氷が張っていた。日中の最高気温が4度で、吹く風も冷たかった。凍った路面も日中にはみんな融けてしまってた。今日一日は日射しも時々あったが、午後になると日が陰ることが多くなった。庭の犬も丸くなって寝るようになった。まださすがに鼻先を身体に埋めることはないが。考えるともう12月も半ばだ。昨年は年末には庭に少し雪が積もっていた。昨夜は職場の震災以来初めての忘年会であった。久しぶりにその宴を楽しんだ。 その席で、匠の方から最近クマを3頭しとめた話をお聞きした。若手の匠の方と二人で2日に分けて狙った山へ入り、しとめたそうだ。巨匠のお一人も少し前に飼っている希少な鶏をクマにやられ、ワナを仕掛けたそうだが、最近、再びクマに鶏を襲われ、逃げられたようだ。本州に棲むクマは黒い毛のツキノワグマで、大きく分けると、3つのグループに分かれるようだ。琵琶湖以東の東日本のグループ、以西の西日本のグループ、そして紀伊半島と四国のグループになる。日本が大陸と地続きであった30~50万年前の氷河期に、大陸から渡って来て、その後、大陸から切り離されると、亜種として、遺伝的に独自に分化した。従って、もともとアジア大陸に起源を持ち、現在もイラン、アフガニスタンの西アジアから、日本、韓国、台湾の東アジアにかけて広く分布している。ただ、日本のツキノワグマは大陸のそれより小さい。本州と四国の33都道府県に生息すると言われ、九州では絶滅した可能性が高いようだ。下北半島、九州、紀伊半島、東中国地方、西中国地方、四国の6地域のクマの個体群は孤立していて、生息数も少ないため、近親交配が続き、遺伝子の劣化が進み、絶滅してしまう可能性がより高くなると言われる。行動範囲は100Kmにも及ぶこともある。雌は冬眠中の2月頃に2頭前後の子熊を産む。捕獲されなければ寿命は30年近い。森林が行動の中心なので、前足は木登りが出来るように発達している。一方、アイヌの人たちからキムン・カムイ(山に在る神)と呼ばれているヒグマは現在は北海道だけに棲んでいる。しかし、北海道のヒグマたちの祖先は日本がアジア大陸と陸続きだった2万年前の氷河期には、大陸からまず本州へ渡り、それから北海道に至ったとされる。本州からもヒグマの化石が出土している。北海道のヒグマも遺伝子的に3つに分けられるようで、道北ー道央グループ、道東グループ、道南グループがある。最初に道南グループがやって来た。中央アジアのチベット系のヒグマと近縁だ。次に道東グループがやって来た。アジアのヒグマがベーリング陸橋を渡って、アラスカへ分布を広げた時期に東に行かず、南下した。従って、現在のアラスカ東部のヒグマと同じ系統になる。最期の道北ー道央型グループは大陸からサハリンを経由して北海道へ渡った。現在のシベリアや北欧、西アラスカに広く分布する系統と同じだ。国内にいる最大の動物になる。
また違った紅白の山茶花