昨日はべとついた雪が一日降った。周囲はまた白銀の世界となってしまった。釜石でもやっと梅が咲き始めたばかりなのだが。現在のところ南面の日当りのいい場所にあるものだけが開いている。木々の間をよく見るともう蕗の薹(ふきのとう)も大分伸びていた。これらもまた従って雪化粧をしてしまったのだろう。ただもう気温はさほど低くはなく、今日は一日晴天の予想で昨日の雪も平地はすべて融けてしまうだろう。総務省が出している情報通信白書の「インターネット利用人口の推移」を見ると平成20年末で9,091万人となっている。これは6歳以上が調査対象となっているもので国民の75.3%がインターネットを利用していることになる。平成9年末にはわずか1,155万人(15歳~69歳までが調査対象)であった。今やインターネットはパソコンだけでなく携帯電話、PHS、PDAと称される携帯情報端末、ゲーム機など様々の機器からアクセスすることが可能だ。インターネットは世界中に蜘蛛の巣状に張り巡らされたネットワークであり、仮想的にサイバースペース(電脳空間)などと呼ばれたりする。そしてそこはあらゆる情報が行き交い、そこから個々の情報端末に侵入して情報を盗み取るサイバー犯罪も生じさせている。先月世界的な大手検索エンジンであるGoogleが中国でのサイバー攻撃をめぐって通信傍受機関の米国家安全保障局(NSA)と協力関係を持つことが報じられた。NSAは2001年の米中枢同時テロ後、大統領の許可を得て令状なしに電話盗聴や電子メールの傍受を実施しており、それが許されている。Googleには膨大な個々の人や組織の情報へのアクセス履歴が蓄積されており、両者の協力は世界最強のネット監視システムを生み出すことになる。サイバースペースには国境がない。瞬時に世界中を駆け回ることが出来る。情報を得るには非常に便利であるが、同時に個人の情報が盗まれたり、監視されたりする危険も満ちている。個人のカード情報が漏洩する事件はしばしば起きている。カード情報を持つ企業のセキュリティ(安全性)への取り組みに左右されてしまう。第二次大戦以来情報収集は国家にとって最大の重要事項となった。世界をリードしてきた米国は当然この情報収集でも最先端の技術を手に入れて来ている。今回Googleが中国でサイバー攻撃を受け、中国から撤退することとなったが、これは明らかに米中双方の情報戦と見ることが出来る。米国は中国だけでなく同盟国である日本の情報もかなり取得しているだろう。日本は米国などに比べるとインターネットのセキュリティに対してかなり甘い国であり、それだけ個人はネットに接続することには危険を伴っていることを意識する必要がある。

雪が降る前に撮った蕗の薹(ふきのとう)

雪が降る前に撮った蕗の薹(ふきのとう)