釜石は人口が4万で年毎に減少しつつある。もともと平地面積が少ない地域なのでそれでも家々が立て込んでいるが。市の中心の一等地は新日鉄の所有地で景気が低迷する中で有効に活用されないまま放置されている。今回四国へ帰省するにあたり4頭の犬たちをどうするか苦慮したが幸い職場の方の紹介で大船渡の訓練所に預かっていただくことができた。これまでも各地に住んで旅の必要がある時は犬たちを預かってもらうところを探して来た。最初は分からないままペットホテルに預かってもらったが引き取りに行くと犬たちがまったく元気がなく、見るからに哀れな姿になっていた。それ以来犬の訓練所に頼むことにした。訓練所はたいていは敷地が広く、他の犬たちもいて我が家の犬たちも楽しくのびのびと過ごせることが分かったからだ。訓練所だからそこの先生も初めての犬であっても扱いになれていてこれまではむしろ家に帰りたがらないほどだった。大型のシェパードでも先生の顔を見るとほんとうにうれしそうにしっぽを振って駆け寄る。今回は犬たちを乗せる車が故障してまだ修理が終わっていなかったため迎えに行くことが出来ないでいたが、これまで住んで来た北海道や愛知県の訓練所に比べて費用が格段に安いのに驚いた。半分以下の費用しかかからない。最初家人から聞いた時は信じられなかった。たまに家人と思い出したように行くカラオケなどもやはり北海道や愛知の半分の費用で済む。顧客が少ないのでそれでも利用してもらえるだけいいと言うことなのかも知れないが。職場の方とやはりたまに行く居酒屋さんなども決して店の構えはきれいではないが新鮮で美味しいものが口に出来て、それでいて値段は驚くほど安い。釜石にはかっての新日鉄全盛の名残でこれも今の釜石には想像もつかないような料亭が残っているがさすがにそこではそれなりの値段がする。しかし地元の人に言わせればそんなところでわざわざ高いお金を出さなくとも同じように新鮮で美味しいものがもっとずっと安く食べられる所があると言う。経済の法則は価格が需要と供給で決まることを教えてくれるが釜石のような地方の都市になると常に需要が少なく供給過剰の状態にあるのだろう。

風で舞い上がる落葉

風で舞い上がる落葉