政治には関わらないというのが原則だがやはり選挙となるとそうも言っておれなくなる。自分の一票にさほどの意味はないと思いつつも投票はせざるを得ない。それにしても18日の公示を控えて、週刊誌や新聞の調査結果が華々しく打ち上げられ、いずれも揃ったように比例区での自民の総崩れ、民主の圧勝が予想されている。こうなるとこれはこれで好ましくないと思われる。やはり一方的な圧勝は選挙後に暴走を招きかねない。仮に政権交代が行われるにしても他党との協調を考慮せざるを得ない状況がとりあえずは好ましいと考える。そこにあいまいさを生じる可能性はあるものの暴走に比べれば弊害は少なくて済む。新聞の調査結果では重視する政策として55%の景気対策をはるかに上回って年金・医療などの社会保障が70.2%となっている。35.0%が雇用対策、27.8%が教育改革、財政再建23.9%、外交安全保障11.7%、治安対策6.1%、憲法改正5.9%などとなっている。選挙は若年層よりも中高年者の方が関心が強いこともこうした結果に反映されているのだろう。景気の悪化とともに税収減は避けられず、にもかかわらず、あるいはそれ故に、中高年者にとって社会保障の先行きが心配になってくるのだろう。通常の不景気であれば恐らく景気対策が最も関心を呼ぶのではないかと思われるが現状の景気の悪化が通常のものとは考えられておらずしっかりと経済の状況が把握されているのだろう。社会保障や教育といった社会的な基盤こそが今の日本に重要だと言う認識には正直驚いた。意外に冷静でしっかりとした認識を持っている。であればこそ一方的な圧勝と言う事態は避けるべきだと思う。先にも記したが民主党の中にも新自由主義の急先鋒が潜んでいる。選挙後には確実に表に出て存在を露にするだろう。

薊 (あざみ) 菊科で日本には60種類もあるそうだが見た目では分かりにくい。花言葉は独立。