秋が進み夜は肌寒くなってきた。習慣でベッドに入り本を読んでいるとチャルメラの音が聞こえて来る。時には焼き芋売りの声が聞こえて来ることもある。あのチャルメラの音を聞くと妙な物で急にラーメンが食べたくなって来る。と言ってもまだ一度も食べたことはない。以前にも書いたが釜石はラーメンがうまい。釜石で入った店でラーメンがうまくなかったことがない。遠野もうまい。昔札幌で何軒かの店でラーメンを食べたが一度ひどい味の店に入ってしまいさすがに店の人に苦情を言った。家で単純に作ったものよりひどいのだ。これでよく商売をやるなと思った。子供の頃はラーメンと言わず中華そばと言っていたがその頃年寄りのおばあさんが一人でやっている店で味わったような味だった。釜石のラーメンは麺が細いが汁もうまいので麺の良さが引き立つのかもしれない。家人はみんな釜石のラーメンが気に入った。癖もなくあっさりとしているのがいいのかもしれない、飽きないのだ。


石竹(唐撫子) 自宅庭先で