「選択と集中が大事」。

 

そういう話をする人は多いよね。

 

まあ、分かるよ。

 

確かに、人間、あれもこれもは無理である。

 

何かに絞り込まなければ、何もできないことになる。

 

でも、大きな問題がある。

 

何を基準に選択と集中をするか?である。

 

例えば、就職をひかえた若者がいるとする。

 

彼はどんな基準で企業を選択したら良いのか。

 

給料の良いところ?

 

自分に合っていそうなところ?

 

社風の良さそうなところ?

 

ある会社に入社できたとして、次に彼はどんなことをしたら良いのだろう。

 

例えば、営業部に配属になったとして、営業のスペシャリストを目指して頑張った方が良いのか?

 

それとも、ゼネラリストとして、周辺知識の習得にも力を注いだ方が良いのか?

 

まあ、「選択と集中が良い」と言われているのだから、とりあえず何かを選択し、何かに集中したら良い、となるのだろうけど、本当にそれで良いのだろうか?

 

この問題に対して、ジョン・D・クランボルツという心理学者は計画的偶発性理論という形で、次のようにしたら良いと主張している。

 

計画的偶発性を起こす行動特性 
1 好奇心:新しいことに興味を持ち続ける 
2 持続性:失敗してもあきらめずに努力する 
3 楽観性:何事もポジティブに考える 
4 柔軟性:こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 
5 冒険心:結果がわからなくても挑戦する 

 

うーん、確かにそうだよね、って感じの答えだ。

 

選択については、興味に従い、あきらめず、こだわらず、挑戦する。

 

集中については、興味に従い、前向きに努力する。

 

これが結論のようだ。