10月17日 アゲインスト | 夢の彩

夢の彩

来生たかおをこよなく愛し、2021年の7月に子ネコ2匹、9月に子ネコ1匹を引き取り てんやわんやで楽しく暮らしています。

おはようございます。

昨日も今日も日差しが無く1日を通して肌寒いです。

朝の気温は15度、日中も20度を越すか越さないかだそうです。

急に寒くなってくると、おチビ達は鼻水垂らすんだよね~。

でTONI子先生は、ティッシュを持って「鼻かもうね」と追いかけるんです。

そのうち自分たちでティッシュでかめるようになってくるんですよね。

そんな小さいことの成長が楽しみなんです。




今日は来生さんの曲から1曲紹介します。


アゲインスト 

作詞 来生えつこ 
作曲 来生たかお 
アレンジ 矢倉銀&小田木隆明

はるか遠い 風車の列
葡萄畑の葉陰の向こう ぐるり眺める

平和すぎる 南の島
太陽は今 海の絵の具で 落書きをする夕映え

白く くだける沖の波 のどかな鳥の影
無数にはばたき よぎってく

僕の心はまだ 危なく揺れる船
さまよい続ける波の上

静かすぎる 波打ち際
晴れない想い 赤い夕日と風にあずける

海は 明日もまた変わらず 陽気な青空で
僕をとまどわせ 笑うのか
どこまでも明るく 貫く無邪気さに
もつれた恋など 似合わない

海に僕の心の船 返して背を向ける
漂流の果てに 解き放す
新しい勇気も 新しい孤独も
今なら自然に受け止める

海に僕の長い迷い 返して背を向ける
漂流の名残 消してゆく
新しい勇気も 新しい孤独も
今なら自然に受け止める





来生たかお30周年のアルバム「advantage(アーバンタージュ)」の中の1曲目です。

ゴルフ用語で「向かい風」と言う意味です。


初めて聴いたときは、メロディーばかりがしっくりきた1曲。

あとあとから歌詞のもつ深い意味がじわじわと染み込んできた曲です。

初めてこのアルバムを手にしたときは私はまだ40代前半だったような気がします。

その時に聞いたときと今とでは感じ方も違ってきています。

50代になった今だからこそ、この曲の歌詞の持つ深い意味が染み込んで来るようです。


ここからは私の解釈です。

人生の中で避けて通れない向かい風に対して、考えて迷っている様を「僕の心はまだ危なく揺れる船 さまよい続ける波の上」と表現している様に感じるんだよね。

私も40代に入った頃に仕事での立場で(非常勤の私がどこまで口を出していいものか?保育士として立ち位置って?)散々迷った事を思い返して今この曲を聴いています。

迷うよね~。

帰宅しても仕事の事が頭から離れず目をつむれば言われた事を思い出して、出ない答えを模索していました。

散々考えて自分なりの答えを導いてからは迷うことはないけど、今まさに節目に立ってる人たちに自分で答えを導き出さないとずっと迷う人生だよと伝えたいです。

その思いが、

海に僕の心の船 返して背を向ける
漂流の果てに 解き放つ
新しい勇気も 新しい孤独も
今なら自然に受け止める

って事なんじゃないかな?

自分で出した決断なら、新境地であってもまわりから孤立していても大丈夫!って私なりに解釈しています。


今なら自然に受け止める、って今ならよーくわかるんです。



そしてね、インスタでこの写真とこの言葉を一緒に書いて載せていた方がいて感銘を受けたんだ。

太陽は今 海の絵の具で 落書きをする 夕映え

海の彼方に沈み込む夕日の美しさを、海に反射する夕日の様を「海の絵の具で落書きをする」と、なんて美しい言葉で表現できるんでしょう。

この写真はもちろん歌詞カードに載っていますが、散々今まで見ているのに全くこの美しい表現に気がついていなかった。

やっぱりえつこさんって詩人ですよね~。

本当に日本語の持つ美しい言葉だったり表現だったりと、感銘を受けるばかりです。



今日の朝食
ブドウ(ピオーネ)
きつねうどん
ホットコーヒー

朝晩と肌寒くなってきたので、暖かいうどんを作りました。

冷凍のうどんと味がついている乾燥お揚げを買ってみたので、とても簡単に作ることができました。

お腹も温かくなりパワーがつきました。

ごちそうさまでした。


ささ、仕事の準備をしよう。

皆さんも無理せずお過ごし下さい。


それでは皆さん、グッドラック!