西武池袋本店の『睡蓮の庭』 | 一松亭のブログ

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労働問題、社会問題、心に残る映画について書いています。

モネの絵画というと「睡蓮」が有名ですし、上野の森美術館でも10月20日より「モネ 連作の情景」が始まります。モネが好きな方は多いと思いますし、モネの世界を思わせるというと岐阜県関市にある「モネの池」が有名ですが、西武池袋本店にもモネの絵画を思わせる『睡蓮の庭』があります。

このところの池袋西武本店再建に伴う雇用やフロア構成に皆さんも注目しているともっと本店建物内の様々なところにも目を向けて見ましょう。『睡蓮の庭』は9階の『水と緑の空中庭園』の一角で池と橋を中心とした、季節の移り変わりを強く印象づけてくれる美しいスペースで、「都市のオアシス」(SEGES 社会・環境貢献緑地)として認定されています。無論自然そのものではありませんが、だからこそどこを見ても私たちに強く季節を想起させてくれ、各箇所それぞれ決して同じでない、季節のあふれるような多様な顔を再現し、しかも行く度に季節の移ろいを感じさせてくれる仕事に拍手です。


 

タイミングよく雑誌「東京人」no.472が「緑化する東京」の特集で、おすすめ屋上庭園八選にとりあげられています。2015年竣工で竹中工務店と日比谷アメニスの施工、多くの賞も受賞しているのとの記載に、なるほどと納得です。今はハロウィン仕様が楽しめます。私のお気に入りのスペースで、ここを一通り散策してMalinsのフィッシュアンドチップスをいただきます。