「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」と歌ひながら銀の雪を渡っておうちへ帰りました。
「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」
(宮沢賢治「雪渡り」より)
「偉人の話」というシリーズ本が、私の通った小学校の図書室に何冊かありました。
私はなぜか、その中で一番最初に「宮沢賢治」を読んだものです。
正直、彼の童話は児童向けというより「大人の童話」でしたし、
その本を読んでも、この人のどこが偉いのか当時の私にはよく分かりませんでした。
ただ、その印象は結構強くて、上述のフレーズはずっと記憶に残り続けました。
今日は久方ぶりに雪が舞い、自分の周囲でも積もるのでは、と思うほどでした。
関東に降る雪は堅雪でも凍み雪でもなく、
そのイメージを子供が想像することは難しかったし、
今の雪国における降雪は、そんなロマンチックなものでは決してないと想像します。
昨日お会いした依頼者さんご夫婦は、
明日の降雪を心配し、昨日中に期日前投票を済ませたそうです。
でも、雪国では、降雪中ずっと大変な雪下ろしを続けなければなりません。
そういえば来週末には県行政書士会にて「災害派遣員研修」があります。
最初の機会がこれだとしたら、なかなかの業務になるでしょう。
さて、こんな際中にもかかわらず、国家の一大行事が行われている模様です。
降雪に苦しむ人のことなど一顧だにせず、この時期をあえて選んで、
しかも趣旨も不明な行事。
にもかかわらず、そのご本人は、
その理由(大義)すら明確にしないばかりか、
説明の場を逃げ続けているという報道すらもあります。
いまさらながら、「偉人の話」などを読んでいただき、
世間の人々の生活を本当に理解したうえで、国家運営をしていただきたいな、
と切に思います。