二七
遠足のおくれ走りてつながりぬ
【季語】 遠足(晩春)
【読み】 えんそくの おくれはしりて つながりぬ
【意味】 遠足の列。遅れていた子達が走って、列が繋がった…
【作者】 高浜虚子(たかはまきょし) 明治~昭和期の俳人
【生没年】 一八七四年二月二二日~一九五九年四月八日(明治七年~昭和三四年)
【略歴】
愛媛県出身(今の松山市)。同級生の河東碧梧桐とともに、正岡子規から俳句を学ぶ。三高(今の京大)から二高(今の東北大)へ移り、中退。碧梧桐の新傾向俳句に対し、有季定型(五七五調、季語重視)、客観写生を主張。虚子は本名の清から。俳壇の中心として活躍。俳誌「ホトトギス」を主宰し、飯田蛇笏、松本たかし等、多くの弟子を輩出した。
【他の句】(注目度:☆>◎>○>◇)
大根を水くしやくしやにして洗う ☆
春水や子を抛る真似しては止め ☆
簡単に新茶おくると便りかな ☆
金亀子擲つ闇の深さかな ○
春の空人仰ぎいる我も見る ○
女涼し窓に腰かけ落ちもせず ○
秋空を二つに断てり椎大樹 ◇
遠山に日の当たりたる枯野かな ◇