緊張の10分間!男木島でサザエ天ぷら、間に合うか? | すべての国がオモシロイ!岐阜からアフリカ好き的世界旅~現在169か国

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海外を旅すると、
不思議なハプニングとシンクロがいろいろ起こります
岐阜での日常でもそう、
今起こっている事は、偶然ではなく必然・・・
これまで169か国旅してきました
過去、そしてこれから遭遇するエピソード
気がむいたら記していきます…!

週末は、急遽決めた香川県へふらり。


高松で、讃岐うどんを3軒ハシゴして…笑

日曜日は瀬戸内海に浮かぶ男木島まで

行ってみました。

高松港からフェリーで40分。
面積1.34kmの小さな島です。

到着するなり、スペインの芸術家がデザインしたという
乗船待合所を兼ねた男木島の魂という作品が登場。
そう、近隣の瀬戸内の島同様、
ここもアートな島。

そして、事前情報どおり、そこそこ猫が。


徒歩で片道30分かけ、男木島灯台へ。
1987年まで日本の小さな島では唯一の有人灯台だった。
資料館にある往時の灯台守を取材した新聞記事が
興味深い。
水道も通ってなかった頃に
こんな島の端っこでの業務と暮らしは
さぞ大変だったろう。
そんな灯台でたまに働いていているのは
観光協会の学生。
今、この島に住んでいるというが、
最近離島で働こうという若者が増えているのも面白い。

歩く方舟、という怪しげなオブジェ笑

ちょうど桜が満開で
この日は島民たちが集う花見まつりが催されたそうだ。
外でカラオケするんだとか。

他にもいろいろ足を運んで
面白い島だったが、
滞在は2時間20分でちょっと余裕が無かったかな…

11時男木島発のフェリーで高松に帰る。
歩く方舟から港に歩いて戻ると近くに
サザエめしののぼりを掲げたお店を発見。

先客の家族はサザエのつぼ焼きを頼んだようだ。

サザエ、好物なので見ていたら
店のオジイチャンが声をかけて来て
何か食べろという。
この時、もう10時49分…
フェリー出発まであと11分しかないと伝えると
サザエめしは間に合わないから
サザエの天ぷらならすぐ出来るよ、って。

じゃあ、せっかくだから頂こうかな🙂
つぼ焼きは子供に任せて…

と中に入ると、なるほどこれから作るんですね😮
オジイチャン、準備を始めたはいいが、
タコの足を机に置き出したぞ🤔

「タコじゃなくて、ボクが頼んだのはサザエですよ」

あ、そーか…とサザエを並べ始めた笑
「あと8分だけど大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫。すぐ出来るよ」と
余裕のオジイチャン。

でもボクに、あそこの箸を取ってくれ、ハイハイ…
じゃあ600円、机のここに置いとくね、と…


すると、さっきのつぼ焼き買ったお母さん、
「グツグツ言い始めたわ」って焦ってる…
オジイチャン、どれどれって見に行くはいいけど、
あぁ…歩くの時間かかって大変そう…

つぼ焼き焼いて…醤油を足して…

あと5分をきった…間に合うかな💦

そこからサザエの水を切って、
胡椒をまぶして、衣をつけて、
外に移動して…
あと4分…😧😧😧

「大丈夫?」「すぐ出来るよ…」
側に置いてあるプラスチック容器と竹楊枝は
ボクが自分で持ってきて鍋の横でスタンバイ💦

「オジイチャン、ここに乗せてね」
「あぁ、輪ゴムがないわ」
「あ、いらないいらない…」

10時58分過ぎにサザエの天ぷら完成!

そこから小走りでフェリーへ。
間に合った💦💦💦

フェリーのデッキで頂く
サザエの天ぷら。
このボリュームで600円ならお値打ちでは。
胡椒も聞いて、サザエの身は柔らかく、
もちろんアツアツで(笑)、美味い🙂
肝の部分の天ぷらも苦味があってgood。


男木島、一番印象に残ったのは
結局最後のサザエ屋台のハラハラ劇でした笑笑