ファーストクラスの「宮中ビビンバ」とは? | すべての国がオモシロイ!岐阜からアフリカ好き的世界旅~現在169か国

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海外を旅すると、
不思議なハプニングとシンクロがいろいろ起こります
岐阜での日常でもそう、
今起こっている事は、偶然ではなく必然・・・
これまで169か国旅してきました
過去、そしてこれから遭遇するエピソード
気がむいたら記していきます…!

帰りの1食目の時間がやってきた。

洋食のコースは、
前菜が、エビのダンプリングとパルマハムの
グリッシーニ、ロブスターと野菜のドーム。
メインが、
ドイツ風牛肉料理「ザウアーブラーテン」と
梨のシロップ煮、レッドワインソースを添えた
羊カルビ焼き、など
そそられる料理の名前が並んでる。

一方、韓国食の方は「宮中ビビンバ膳」。

え?ファーストクラスでもビビンバなの??

ビビンバは韓国のエアーじゃ
エコノミーですら出て来る。

ビジネスクラスでビビンバを食べたことも
あるけど、器が良くなって量と野菜の質が
良くなるだけで
味はエコノミーとさほど変わらぬ印象だった。

ファーストクラスに乗ってまでビビンバなんて
勿体ないよね…って思いがどうしてよぎる…

だって、地上じゃ庶民料理で1000円しないぜ…

一方、ザウアーブラーテンは
ドイツ通なつもりのボクでも
まだ未体験であった。

となると、洋食をチョイス、
ってことになるんだけど、
ここは試してみよう!
ってことで、あえて
ビビンバをオーダーすることにした(笑)

さぁ吉と出るか凶と出るか…??
まずは、初味として
韓国のお菓子「エビ茶食」というのが
出てきた。

初めて食べる味。
なんて説明すべきだろう…
「のしいか」の分厚くて上品なエビ版とでも
言おうか。
珍味風で味も濃すぎず、美味しい☺️

そして、行き同様にキャビア。
バラも行きと違ってイエローだけど、
キャビアをのせる生地も行きと違うし、
今回はホット。
キャビア自体も行きと違うブランドですね。
缶の底を見ると、ハンブルグ産だった。

味は帰りの方がジューシーで
美味しかったかも☺️


続いては一見肉に見えるけど、
ナス巻きと韓国味噌ソース。
新鮮でジューシーなナスで
カブ、パプリカ、豆腐などが巻いてあって
辛めの韓国味噌がアクセントを添える。
これまたgood☺️

くるみのお粥。
うん、これは薄味。
粥といっても米は入ってない。
くるみの皮と細かな実が少々入ってる。
一旦舌を整える感じでしょうか。


で、いよいよ登場。
メニューには三味として「宮中ビビンバ膳」と
書いてある。
おぉ…(クレヨンしんちゃん風)

これは…普通のビビンバでは…😓

念の為、食べ方をCAに尋ねてみると、
「ご飯とコチュジャン、ゴマ油を入れて混ぜて
下さい。他のおかずは別で食べて下さい。」
なるほど…

頂いてみたが、やっぱり
ビジネスクラスのビビンバと
全く同じような気がする。

美味いことは美味いが
もともとボクはビビンバ好き。

日本の下手な韓国料理店よりは
そりゃ美味しいけどさ…

一緒に付いてくるおかずで
豪華に見せてるってことね。
キムチ、だし巻き玉子、韓国のり、
蓮根の煮物…など。

確かに海鮮の料理はなかなか美味しかった。
伊勢エビにホタテに、
イカに見えるけど味は貝かなぁ…

結論…
座席もいいし、
例の鶴亀の食器に入ってて
おかずも多いから豪華に見えるけど、
ビビンバ自体の味は普通でした…
アワビとか乗っかってるのを
期待してたんですけどね(笑)

食べ終わったらCAさんが
「How was it?」と声をかけて来た。

ビビンバ、自信のメニューには
違いないってことやね。