サカオ・マーケットに潜入。
サカオとは一体どんな味なのか…
ジョージに飲み方を教えてもらった。
まず、へらでよく掻き回す。
粉が沈むので均等な濃さにする為。
そして目をつぶり…
ぐいっと、一気に飲む!
真似して自分も飲んでみる…
ンー…(;>_<;)
味は、というと、ホント木の根っこを
すりつぶしたまんまの味だ…
土の味にも近い。
かなり粉っぽいし、
なかなか大量には喉を通りません…
「ゆっくりゆっくりサカオを楽しめば
いいよ」
とジョージ。
そのジョージの顔と目は
徐々にトロ~ンとしてくる。
そして、あ、自分もなんか
変に心が鎮まりだした…
なんだろう?
酒を飲んだ感じでもなく、
眠い、というか、とにかく
心の中に妙な静寂が押し寄せる…
普通の飲み屋だと、
酔ってくるとみんなワイワイガヤガヤ
盛り上げるでしよ。
でもこのバーは違うんです。
皆毎日のように集まってくるけど、
サカオを飲むにつれ、
みんなどんどん静かになっていくんです。
で、トロ~ンと気持ち良さげな顔になり…
そうして、たまに会話をはさみながら、
何時間もサカオ・マーケットで
ゆったりした時間を過ごすのであります。
ちなみに、1杯US1ドルポッキリ!
サカオ・マーケットで
ボトルごとサカオを買い、
家に持ち帰る人も!
ポンペイの島民にとっては
なくてはならないものなんだそうです。
ちなみに、後で聞いたら
このお母さん、
ジョージのお母さんでした。
家族ぐるみで、このマーケットのサカオを
楽しんでるようです。