桐谷ふみです。
カーリングの世界選手権みてます。
今年の日本代表は、若いチーム。
いいところもたくさんでるけども、
勝負どころでハマらない場面があり、
残念ながら、予選敗退になりました。
メダリストのロコ・ソラーレも
世界に出始めた頃は、同じ感じで
負けるシーンがあった記憶です。
その悔しさ、辛さを乗り越えて、
メダリストになる強さを
培っておられました。
勝負どころを見極める目。
チャレンジする胆力。
これは体験がモノを言う。
わたしが思うに、体験をえる方法は
2つかな。
仲間が強引に決めるのを見て、勝ち方を体験して学ぶ。
これまでの技術とか関係なくて
とにかく迫力とか、気合で
無理やり決めてくるのをみるのは
いいと思います。
勝負どころは、肚のくくり具合。
こういうとき、知ってる人は
空気が変わるんですよ。
絶対、逃げない。
怖いとかどうでもいい！
蹴散らして、とにかく行くもの！
という空気を学ぶのは、
有効だと思います。
稽古や練習で、コーチや指導者から同じくらいの圧をいれてもらって、本番と同じようなシーンを作っておく。
壁を乗り越える体験を
コーチや指導者に
つくってもらうんですね。
こういうとき、邪魔になるのは
なんだと思いますか？
なんと、
これまで頑張ってた自分
なんですよ。
ソツなくうまくやってきた自分とか、
嫌われないようにやってきた自分が、
急ブレーキかけて、邪魔してきます。
答えも手順もわからなくなって
パニックになるけど
ここまできたら、大変いい感じ！
自分を捨てる。
捨てて、肚くくってやる。
で、本番むかえたら、できてる
ていうのを体験するの。
「ここが勝負どころ」と、ピンとくるセンス
勝ち方がわからないと
そもそもピンときてないから
今までの自分でいこうとするんだけど
それじゃダメなの！
なので、ここが勝負！というときは
こちらも肚くくってます。
これまで積んできたことを踏まえて
相手にリスクがあることも
悪化する可能性も考慮しながら
いや、ここは勝負どころだとなったら
GOだします。
ところが、勝ち方がわからない人は
ここで、怖がって逃げるんですよ。
これまでやってきて、
勝負どころなのに
選択しないをしようとしてたり、
うまく逃げようとする。
そういうとき、
あなたの潜在意識に対して
わたしは叱りつけます。
逃げクセや勝ち方を知らない人って、
充分に練習してるのに
大事な場面で安全策にいったことを
咎められた体験が少ないのでは？
失敗することより
やらないことを詰められる体験が
あんまりないんじゃないかな。
大事な勝負どころでは
「いいよいいよ」とか
「気持ち優先」とか、
女性的な受け入れやゆるすは邪魔。
変わらない人や悪化してる人は
この2つをしてくれる仲間や環境を
探してみたらいいと思いますよー。