桐谷ふみです。
↓お正月準備中。黒豆、煮ました。
男子ごはんで、牛だしつけそばなるものがあり、年越しはこれがいいなとおもってました。
「牛肉ダシダ（韓国のだし）」ってやつがないなーとおもってたら、彼が取り寄せてくれてました
さて。
タイトルの「自分が重症なのに、人の都合を気にしてる。」のお話です。
先日の術後のこと。
手術したその日は、パルスオキシメーターみたいなものを指にはさみ、点滴の交換や、心拍に異常ないか、急変がないか確認するため、２～３時間おきに、看護師さんが見に来てくれました。
乾燥するのでうがいをしようと体を起こそうとすると、まだ起きてはいけません、といわれます。
ふみこのお腹には、左に大きな傷と小さな傷が２つ、おへそにも傷、右にはドレーンの入れ物。
（ドレーンとは、体内に貯留した血液・膿・浸出液を体外に排出するやつ）ついでに、おまたには、管がついてました。
つまり、仰向けでいるしかない状況でありまして。
（床ずれしそうっておもった）
これがなかなか・・・
ふみこは、仰向けに寝る習慣がないので、横をむきたいのに、傷とドレーンが邪魔して右にも左にも、寝返りがうてない。
痛み止めは効いてるけど、体を動かすと傷がひっぱられたりしてなかなか眠れず、難儀しました。
おまけに部屋なのか布団なんだか、やたら暑くてねぇ・・
しんどいなぁ・・
眠れんなぁ・・
でも、このくらい、手術直後だからこんなもんだろうし、しょうがないか・・
と、我慢してたんだけどさ。
よく考えたら、
「自分、こんなにいろんな機械がついてて、看護師さんが２～３時間ごとに見回ってくれる状況って、最優先されてる患者なんだから、我慢とかいらないやつやん！」
と、はっとなりました。
夜勤の看護師さんをわざわざ呼ぶほどでもないとおもって、ナースコール押すのに抵抗あったんですよ。
術後の自分の仕事は、よく寝て、よく回復することじゃね？
だもの、不快なことがあれば、ナースコール押していいやつやん！！
ということで、それ以降、看護師さんには、気温のことや、薬のことで、ちょいちょい相談しました。
こんなに重症な状況でも、ほかの入院されてるかたの状況とか、看護師さんの都合を考えてる自分。
どんだけ人の都合を気にして生きてるのよ？？？
って、マジで自分にドン引きでしたよ、トホホ。
＊
これと似たようなこと、奥さまにもございませんかね。
めっちゃくちゃ疲れてるのに、旦那さんの機嫌が悪くならないように、体にムチうって家事をやってるとか。
泣きたいのはこっちなのに、子どもの機嫌をなおそうとしてるとか。
浮気や不倫でめちゃくちゃ傷ついてるのに、自分を殺して、相手に必死に配慮してる、とか。
重症な人に、あなたに悪いからって配慮されたら、それやめてよってなるよね？？？
自分が重症（傷ついてたり、疲れてる）なのに、人の都合を気にしてること、ありませんか？
「ナースコール」のようなものを押していいのに、ためらってること、ありませんか？
＊
蛇足）
先日、ふみこに退院祝いや、お見舞いに、なにかサポートできるものはありますか？と声かけていただきました。
思ってもなかったのですが、こちらに・・
ありがとうございます。
