桐谷ふみです。
2ヶ月ぶりの宝塚観劇です。
月組「グレート・ギャツビー」
一般販売で、言葉どおりもぎとった花組と雪組チケットが、中止でなくなってしまって、ほんとに久しぶりでした。
宝塚劇場の入り口は、ディズニーランドのように、夢の世界にウエルカムされてる気分になります。
どの席からもよく見えます。
これはA席(SS>S>A>B>立ち見です)
お芝居は、禁酒法時代のアメリカが舞台。
宝塚ってこの時代すきよね。
(小池先生がw)
スーツ姿の男役さんたちが、遠目からみても素敵でしたわ。
物語は、庶民の主役(月城かなと)と貴族のヒロイン(海乃美月)が、若かりし頃に引き裂かれ、ヒロインを取り戻す(?)のに、裏社会からのしあがり。
既に他の男性(鳳月杏)と結婚したヒロインのおうちの対岸に、主役が豪邸をかまえ、連日パーティーをひらいている・・というところからスタート。
やがて、主役とヒロインが再開して‥という感じで話は進んでいくんですけども。
なんていうかねー
やっぱり、妻は幸せに生きてないとな‥って。
ヒロインは、好きな男と結ばれず、ほかに女がいる夫とは虚しい日々。
自分の子どもに「かわいくてバカに育ちますように」と願いをかけるほど。
と、結婚当初から、他の男に未練のこして結婚生活してたらさ‥
いくら当時の、貴族階級で、男性は気にいった女性がいたら、フツーに手をだすっていうんだとしてもよ?
「なんでアタシがいるのに、奥さんを大事にしてんのよ」(ニュアンス)
と、浮気相手(天紫珠李)にいわれちゃうってどうなん?
どんだけ寂しいんやねん!
で、図星なもんで、「うるさいっ!(バシッ)」からの、さみしそうな感じの演技がしみるのよ、ちなつさん(鳳月杏)。
奥さん好きなんだけど、奥さんはオレオンリーじゃない感が、満たされないんだろうなぁと感じました。
芝居の月組ってなもんで、こういう複雑な心の機微の表現がまたシブかったです。
劇場内には、推しの雪組さんのポスターがでてました。
原作では、最後の見せ場がある役です。
なんとか幕があがりますように。