ご縁があって、盲導犬のパピーウォーカーの
ドキュメンタリー映像を約10ヶ月間撮影を
させていただくことになりました
うちのパパさんが撮影をして
私が構成を決めていく形で進める予定です
(お友達がパピーウォーカーになり
その記録を動画でまとめたいとのことでご縁をいただきました)
パピーウォーカーとは
盲導犬候補の仔犬を預かり
約1年間の中で、
人間や他の犬との触れ合いを覚えさせていく
ボランティアです。
一番可愛い仔犬時期を
パピーウォーカーの家族は一緒に過ごします。
そして、人間と過ごすことは
とっても楽しいことであることを
毎日の生活の中で覚えていきます。
おもちゃで遊んだり
お散歩をしたり
またお出かけもしたり
普通のパピーと同じように過ごしていきます。
しかし、パピーウォーカーはあくまでもボランティア。
時期が来たらパピーは盲導犬協会へ戻り
そして、盲導犬になるための訓練を
受けなくてはなりません
そして、パピーウォーカーの家族と仔犬は
もう会えなくなるのです
※色々な例外もありますが
私のお友達は、今回で3回目のベテランパピーウォーカーです
毎回、辛いお別れがあるのですが
それでも、またパピーウォーカーに
家族全員一致して申し込みをしたそうです。
私とパパさんは、今回特別に委託式に参加させていただき
その模様を撮影しました。
可愛いパピーが登場すると
パピーウォーカーの皆さんのテンションが高まります
私たちも同じように
目尻が下がりっぱなしになり
デレデレになってしまいました(笑)
しかしその一方で、10ヶ月後のことが頭によぎってしまい
既に胸がいっぱいになってしまう、、、
ダメな私もいました
昔から、名犬ラッシーに始まり
南極物語、ハチ公物語、クイールなどなど
犬ものの映画や本を読んだだけで
号泣してしまう私・・・
ダメダメ!
きちんと落ち着いていかなきゃ!!!
そう自分に言い聞かせながら
これから頑張って行こうと思います
そして、その日の晩
私たち夫婦は、久しぶりに色々語り合いました。
「生きているけど会えなくなるというのは、究極の別れだよね」
「だけど、きっとどこかで、誰かの為になっていて
そして、誰かにたくさん愛されていることをパピーウォーカーの
人も想像して、前向きになれるんじゃないかな?」
「この撮影の中で、お互い色々感じるものが出て来るだろうね」
「お互いいい年だけど(笑)、今回の経験で
ちょっと成長できるかもしれないね!」
そんな会話を
盲導犬って可哀想って思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが
盲導犬はユーザーと一緒に過ごし
ユーザーに愛され
自分の任務を全うすることに
満足感を得ていると思います。
だから、とっても辛いお別れがあるけれど
また新しい出会いがあるはず。
今回のドキュメンタリーを経験させていただき
まだまだ未熟者でわからないことも多いのですが
私たち夫婦も、共に成長していきたいと思います
※ご依頼いただいたお友達が
今回撮影&編集したドキュメンタリーをyoutubeに
アップしていくと思うので
仕上がりましたら、こちらのブログでもご紹介して
行こうと思います!