面会交流支援を地域社会あげて! 「夫婦は別れても、親子は親子」 -60ページ目

離婚後の共同養育プランと面会交流について

協議もふくめて、離婚後の共同養育のプランつくりは、本人達にお任せ状態です。
高葛藤ケースでなければ、緩くていいのかもしれません。その方が、柔軟な対応がはかれるだろうと期待できるからです。
が、高葛藤な場合は、簡単ではありません。そもそもからですが。
で、高葛藤な場合は、行きつくところはやはり裁判所/調停になろうかと思います。
決して批判ではないので誤解されたくないのですが、、、
裁判所は、決して正義が“行われる”場所ではありません。
たくさんの当事者さんとお会いしてきて、
「正義が“行われる”場所ではないことが、すごくわかりました」と、
肩を落としガッカリされる方、
裁判所に怒り心頭な方
と様々ながら、現実を知り 打ちのめされるのが大半な方々です。

面会交流について
裁判所が、介入、仲裁、要は調停によってきめ細かな取り決め、約束事が交わされることは、ほぼ100パーセントないのがリアルな現実です。
たとえ、当事者からより進んだ提案があったとしても、裁判所がブレーキをかける、縛りを強くするのが、ほとんどです。
司法関係者の中では、
離婚で揉めても家裁にだけはかかるな! 行くな!
と、言われてるのです。
衝撃的なことを言ってるかもしれませんが、ワタシが、このワタシの耳で聞いた実話です。

繰り返させていただきますが、決して家裁批判ではありません。
そのくらい実態は、理想というか最善なことから離れているということと、家裁現場は過酷でもあるあらわれなような気がします。
それでも現場、最前線で担われていらっしゃる方々に頭が下がります。
低い報酬/御給金で、なぜされるのだろうかと、素直に思い感じます。。。


離婚後の共同養育プランつくりについて
まず面会交流について進まない現状、
ましてやガイドラインすら自前で持たない家裁なのですから、調停や裁判においても話し合うテーブルにすら乗らないのが現状です。


付け足し
親教育ブログラムについて
いま、すでに現場では、親への教育が必要!という暗黙な結論というか意思というか、実はまとまってます。
ただ、児童虐待の加害親にすら教育プログラムを持たない日本なわけですから、表現がまことに悪くなってしまいますが、離婚ごときに しかも早急に司法や国が、用意、準備するとは、到底考えられません。残念ながら。
だから民間で!なのです。
すれば、いずれ、委託ということで民間に投げてくることでしょう。

実力者

☆近刊案内☆ 『離婚後の共同養育と面会交流』 -子どもの育ちを支えるために-

☆☆☆ 近刊案内 ☆☆☆
『離婚後の共同養育と面会交流』 -子どもの育ちを支えるために-

Julie A.Ross, Judy Corcoran 著
青木聡・小田切紀子 訳
四六判・240頁・定価2520円(税込)
ISBN : 978-4-7628-3
出版社:北大路書房

離婚後も親としての責任を持ち、元夫婦が共同で子育てをし、安定した面会交流を継続するためにどうするべきか? 元配偶者とのコミュニケーションの取り方について、心理学の認知行動理論を背景に、実践的な技法を豊富に提供する。
...
■目次
 序文
 読者のみなさんへ訳者まえがきに代えて
 第1章 問題を特定する(最低なヤツ以外の問題)
 第2章 誰が問題ピラミッドの頂上にいるのか?
 第3章 あなたが問題のピラミッドの頂上にいるとき
 第4章 あなたが解決しなければならない問題
 第5章 元配偶者と協力を学ぶ
 第6章 子どもが問題ピラミッドの頂上にいるとき
 第7章 子どもに自身を与える
 第8章 元配偶者が問題ピラミッドの頂上にいるとき
 第9章 多様な離婚家庭
 第10章 明るい将来
 対人援助職のみなさんへ訳者あとがきに代えて

■原著者紹介
 ジュリー・A・ロス
ペアレンティング・ホライズン代表。ペアレンティング・ホライズンは、親教育や教員教育を通して子どもの生活を豊かにすることを目指す団体である。著者に『ヤマアラシをハグする:トゲトゲしたトゥイーン(812歳)と話し合う方法』『どうすればいいの?:児童期の子どもを育てるためのガイド』『21世紀の実用的な子育て:子どもを育てるためにあなたが望んでいたマニュアル』。アメリカ全土でペアレンティング(子育て)のワークショップを行っている。夫、娘、息子とニューヨーク市在住。

 ジュディ・コーコラン
フリーライター。マガジン・マーケッターズ・コムでマーケティング・コピーライター。『マガジン・マーケティングの簡単ガイド:秘訣、ツール、最高の実践』を含む3冊の著書がある。ひとり親であり、娘とニューヨーク在住。

■訳者紹介
 青木 聡(あおき・あきら)
1997年 上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期過程単位取得修了
現在 大正大学人間学部臨床心理学科 教授(臨床心理士)
[主著・論文]
『離婚後の共同子育て』(訳書) コスモライブラリー 2010
『離婚毒 片親疎外とう児童虐待』(訳書) 誠信書房 2010年
『子どもに会いたい親のためのハンドブック』(共著) 社会評論社 2013年

 小田切 紀子(おだぎり・のりこ)
1999年 東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得修了
現在 東京国際大学人間社会学部 教授(心理学博士・臨床心理士)
[主著・論文]
『離婚を乗り越える』 プレーン出版 2004年
『離婚前を向いて歩き続けるために』 サイエンス社 2010年

■ご購入、お問い合わせ先
株式会社 北大路書房
TEL 075-431-0361
FAX 075-431-9393
MAIL wakamori@kitaohji.com
担当:営業部 若森 乾也さんへ お願いいたします。