Fuzzy Masayan -12ページ目

Fuzzy Masayan

ある写真屋のぼやき

    ウインドウに 大きな 赤ちゃんの写真 が飾って ありました。 ある日   、ガラスの掃除 を しておりましたらおばあちゃんが通りかかり、「赤ん坊の笑顔見てると、元気出っちやうねえ!」と、声を掛けられました。。「んだねえ!」と答えてわたしもニコニコ。赤ちゃんのピュアな瞳とその屈託のない笑顔に触れると、他人であっても自然にニコッとしちゃいます。「何でだろう?」、、、デス。             お店のカウンターサイドの 壁には親父のタバコをふかしてる横顔の白黒写真が飾ってあります。私にとっては、子供の頃から恐い人だったので、目を合わせないように敢えて横顔の写真です。自分を律する為に掛けたのですが、、やはり親父は恐いのです。乗り越えるべく日々努力はしてるつもりですが、正直言って大変です。カメラ目線の写真を探してますが、毎日目を合わせることは、毎日が戦いになるということを意味します。                     突然、電話が入り、「「息子がさよならホームランを打ったので記念写真を撮りたい。」、、、、、、えー?どういうことだ?        お見えになったのは小学生の男の子とお父さんで、二人ともユニフォーム姿でした。小学校最後の野球の県大会で、さよならホームランを打って,勝利のボールを持って記念撮影したいとのことでした。勝利のボールをレンズに向かって突き出した構図でで撮ったり、スイングをやっていただいたりしながら撮影しました。野球少年は、既に大学生になってるそうで、家にホームラン写真が飾られており、それを励みに頑張って今でも野球を続けているそうです。                                      

        ポートレートはその最もモノ申してるのは眼差しかなと考えてます。先輩で実家がご近所でもあった、幼なじみの鵤工舎の小川棟梁が、お孫さんの七五三ででお見えになった時に、滅多にご夫婦で撮影などはなさらないでしょうからと、勝手に撮らせていただきました。 その時の写真を 飾らせていただいているのですが、有名人なので地元の人たちは皆知っているせいか、興味深く見てくれます。そして必ず、褒めてくれるのが目の美しさです。「目がとっても綺麗!いい目してますねぇ‼」と。    よくは分かりませんが、厳しく修業を積んで来られた方の磨かれた「眼差し」なのかなと、恐れ多くも勝手に解釈しております。                                                                      つづく