M．ギブソン監督『ブレイブ・ハート』を観た。
Disney+の「ブレイブハート」がおすすめなので、チェックしてみてください。
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愛と陰謀と武勇が織りなす、スコットランドの自由を勝ち取るための決死の戦い。600年以上前の14世紀初頭、非情なイングランド王との戦いの中、スコットランドの人々を団結させたウィリアム・ウォレスの情熱と勇気を伝える物語。
イエス・キリストの受難を描いた『パッション』公開と前後するようにして
その反ユダヤ主義的な言動が目立ってきたメル・ギブソン。
ただ、この映画公開の１９９５年頃はまだそのような兆候はなく、
人気俳優として活躍していたと記憶している。
ただし本作でもスコットランド/イングランド/フランスといった人種へのこだわりが
仄見える点はあり、これが後の言動の伏線になっている感はした。
その分、演出へのこだわりも強く、
内容的には中世マニアが狂喜しそうな作品と言ってよい。
ただし脚本は主人公と皇太子妃とのロマンスが唐突に始まるなど、
若干ご都合主義なところもある。
これを削ればもう３分の一くらいは短くできたのでは？
と思うほどには長い感じがしてしまう。
復讐という個人的な感情が愛国心へ向かっていく過程はリアルなのだが。