夕べとなるはるか前、
暗闇と挨拶をかわした者がきみのところに立ち寄る。
朝となるはるか前、
かれは目覚め、
立ち去りがてら眠りを煽る、
足音がこだまする眠りを――
きみはかれがはるか彼方に歩を運ぶのを聞く。
そしてその方にきみのたましいを投げかける。