パウル・ツェラン’/夏の報告もはや立ち入る者もなく、迂回されるジャコウ草の絨毯。エリカの原をよぎって敷かれる空白の一行。風害の中にもたらされるものは何もない。散らばった言葉--落石、硬い草、時、これらとの再会。パウル・ツェラン詩集 (双書・20世紀の詩人 5)null円Amazon