あまりに痛ましすぎる出来事。
亡くなった方にはご冥福を、
ご家族にはどうかご自分たちを責めるようなことはしないでほしいと祈るばかりだ。

プロにしろアマにしろ、表現する、何かを言うということはそれだけで
社会に対して自らの影響力を行使するということでもあって、
だからこそ自由に表現する権利というのは重要なのだろう。
ところが、先日の愛知トリエンナーレの件でも感じたことだが、
最近は表現者の側にどうもこの自覚が足りないようにも思える。

 

 

 

 

 

これはなにも現代アートに限った話じゃなく、

最近の言論とか政治とかいろんな面でも言えることだと思う。

 

勿論、表現者としてはただ単純に
観る人を楽しませたいという一心でやっていたこととは思うが、
それが結果としてどんな出来事をもたらしているのか、

しっかりと直視してもらいたい。


あと、今回の件に関して言えば、
なぜ大学や主催者側は学生たちが出展する前に
十分な安全策を講じることができなかったのかが非常に疑問に思える。

関係者たちがきちんとチェックしていれば、

5歳の男の子は犠牲にならずとも済んだのではないだろうか。