是枝監督の最新作『海街diary』を観てきた。
海街diary
http://umimachi.gaga.ne.jp/
三姉妹を「捨てて」出て行った父親の訃報が届いた。
父親は腹違いの妹を残していて、
長女・幸の提案で4人は一緒に住むことになる。
原作は吉田秋生さんの連載漫画。
是枝監督らしい清涼感のある映像の中に、
家族(親、兄弟姉妹、親戚)をはじめ色々な人間関係と
それに伴う感情の複雑な綾が織りなされていて、
家族とか居場所とか生きることとか、
見る人それぞれの記憶や経験を刺激してくる。
画面構成に少しCMっぽさを感じるところが気になったが、
「トンネル」のシーンや
幸と腹違いの末妹・すずとが幸の思い出の山(丘?)に登るところなど
「見せる」シーンはさすが是枝監督!という感じがしたし、
全体的にはいい映画だったと思う。
樹木希林さんや大竹しのぶさんなど脇を固める役者さんたちはじめ、
出てくる役者さんたちは殆ど全員
「実力派」と呼ぶに相応しい役者さんたちだったが、
中でも今回発見だったのは夏帆さんだろうか。
ご本人のキャラと役柄があっていたのかすごく自然な演技だったように思うし、
是枝監督もパンフにこんなふうなコメントを寄せていた。
幅広く繊細に表現できる女優さん。本作ではお芝居の仕方から画面の中の位置取りまで非常に的確でした
ともあれ良い映画だったと思う。
海街diary
http://umimachi.gaga.ne.jp/
三姉妹を「捨てて」出て行った父親の訃報が届いた。
父親は腹違いの妹を残していて、
長女・幸の提案で4人は一緒に住むことになる。
原作は吉田秋生さんの連載漫画。
是枝監督らしい清涼感のある映像の中に、
家族(親、兄弟姉妹、親戚)をはじめ色々な人間関係と
それに伴う感情の複雑な綾が織りなされていて、
家族とか居場所とか生きることとか、
見る人それぞれの記憶や経験を刺激してくる。
画面構成に少しCMっぽさを感じるところが気になったが、
「トンネル」のシーンや
幸と腹違いの末妹・すずとが幸の思い出の山(丘?)に登るところなど
「見せる」シーンはさすが是枝監督!という感じがしたし、
全体的にはいい映画だったと思う。
樹木希林さんや大竹しのぶさんなど脇を固める役者さんたちはじめ、
出てくる役者さんたちは殆ど全員
「実力派」と呼ぶに相応しい役者さんたちだったが、
中でも今回発見だったのは夏帆さんだろうか。
ご本人のキャラと役柄があっていたのかすごく自然な演技だったように思うし、
是枝監督もパンフにこんなふうなコメントを寄せていた。
幅広く繊細に表現できる女優さん。本作ではお芝居の仕方から画面の中の位置取りまで非常に的確でした
ともあれ良い映画だったと思う。