えんじゅです。

借りてきたMONKEY MAJIKのアルバムを聴いてます。
東日本大震災後、彼らが初めてリリースしたスタジオアルバム
『Somewhere Out There』。


Somewhere Out There/binyl records

¥2,940
Amazon.co.jp


小田和正さんの曲『MY HOME TOWN』のカヴァー、
素晴らしい。

小田さんの曲自体好きで、震災後、よく聴いてましたが、
あの震災の後で、
仙台を拠点に活動する彼らがこの曲をカヴァーする意味について、
深く考えます。

巷では「主権回復」とか「愛国」とか、かまびすしいですが、
そんな抽象的な浮ついた言葉よりも、
「My home town」という言葉のほうが、
僕にはよほど現実味を持って響いてきます。

なんだかCoccoさんの言葉をもじってこんな風に言いたくなります。

「愛国?主権回復?強い日本?
糞くらえ頭でっかち。てめぇの地元も守れないで何ができる。」

環境美化?エコロジー?平和運動?
糞くらえ頭でっかち。てめぇの地元も守れないで何ができる。            Cocco「Heaven's hell」『文藝』2004年秋号