えんじゅです。
ここ最近、
2003年に放映されてたドラマ『すいか』を久しぶりに見たくなり、
借りてきて見てました。
さっき、ようやく最終話を見終わったところです(*^▽^*)
- すいか DVD-BOX (4枚組)/バップ
- ¥18,060
- Amazon.co.jp
信用金庫に勤める早川基子(小林聡美さん)は、ある日、
職場の唯一残った同期で弁当友達の馬場万里子(小泉今日子さん)が
信用金庫の金3億円を横領し逃走したことを知らされ、
ふとした成り行きから、
34年間母親と同居していた実家を飛び出ることになります。
転がり込んだ先の下宿「ハピネス三茶」には
一癖も二癖もあるけれどまっすぐな女性たちが住んでいて、
これは基子とその女性たちを中心としたひと夏を描いた、
笑いあり涙ありのドラマです。
放映当時僕は自分にとってとても大事な存在を亡くした直後で、
ゆるいとぼけた味わいの中に、
人間や動物の生死、生き方、物の価値、出会いや別れ、家族といった、
ある種哲学的なテーマが詰まっていて、
しかも自然にそれを感じさせるところが大好きでした(*^▽^*)
視聴率はあまり振るわなかったようですが、作品としての質は高く、
脚本の木皿泉さん はこの作品で向田邦子賞を受賞しています。
出演の役者さんたちがまた振るっていて、
前述の小林さん、小泉さんを始め、
ともさかりえさん、市川実日子さん、浅丘ルリ子さん、白石加代子さん、
もたいまさこさん、高橋克実さん、片桐はいりさんらが出てるのを始め、
ゲストとしてはまだ初々しい上地雄輔さんや加藤夏希さんなんかも
出てきたりします(*^▽^*)
ドラマ自体は何回も見てるのであらすじはわかってるのですが、
やっぱり何度見ても泣いてしまいますね、このドラマは(;´▽`A``
僕の好きなTVドラマ、不動のNo.1です![]()
奇しくも今日は震災から1年半、01年の同時多発テロから11年の日で、
震災以降、強く思ってるのですが、
こういった創作物は、
やっぱり見る人に喜びを与えるものでなければいけないと思います。
お金や労力を払って観る(聴く)ものである以上、
単なる気晴らしや表面的な喜びだけではなく、
なにかこう、生きる上での喜びというか、
明日への活力となるようなものでなければならないと思うのです。
『すいか』はその必要十分条件をまさに満たしてると思いますし、
先日の“OCT/PASS”の演劇 にも、
僕はそうしたものをいつも感じています。
ともあれ『すいか』・・・
DVD-BOX、高いけど、やっぱほしい
ヽ(;´Д`)ノ