えんじゅです。
高校時代からの友人でアーティスト、
仙台を代表する若手グラフィック・デザイナーの一人でもある
あべたくや君から昨夜連絡があり、
3年前に一緒にやったプロジェクト・ユニットをもう一度、
立ち上げることになりました。
その名も「enju」です(;^_^A
3年前、僕はあべ君とともに、
当時あべ君が専門学校時代の仲間とともに毎年やっていた
「コベツテン(個別展)」に、「enju」として参加させてもらいました。
http://mblog.excite.co.jp/user/kobetsuten/?_s=25c32c190a9fdbb020ac266aa2c4d624
当時の僕はまだ文字通り一度も作品を公の場に出したことはなく、
業を煮やしたあべ君が僕を表に引きずり出してくれた(笑)のですが、
その6年前に大好きだった祖父を亡くしていたことと、
2001年の9・11テロに端を発した一連の出来事に対する
虚脱感・無力感からまだ完全には立ち直りきれないでいました。
そのときの「コベツテン」に出した作品は
僕の書き溜めた詩に、あべ君が絵をつけるという形で、
だからそうした僕の無力感、喪失感が色濃く出ていたように、
今にして思いますが、
今回は逆にしてみようということで僕の方から提案してみたところ、
あべ君も快諾してくれ、早速昨夜、第1弾の絵が届いたので、
僕も今日、あべ君に作品を送りました。
このプロジェクトに限らず、僕の作品に対する基本的な姿勢は、
作品自体が「対話」でありたい、ということです。
アマチュアですから訴求力がどれだけあるかは知りませんが、
僕自身が、詩に限らずいろんな作品・出来事への応答・疑問符として
作品を書いてますし、
観る人にもそういう想いで観て頂けたら幸いです。
ともあれ「enju」、
まだ発表の場とか具体的なことは決まっていませんが、
困難な船出の最中にあるこの東北の人たちとともにありたいと願い、
新たな船出をします。
皆さんもぜひ応援してください
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