えんじゅです。
今、『マイルスvsコルトレーン』という本を
読んでいます。
マイルスvsコルトレーン (文春新書)/中山 康樹

¥914
Amazon.co.jp
この中で『アラバマ』という曲のことを書いた部分を
読んだので、ちょっとそれについて
書いてみたいと思います。
僕はジョン・コルトレーンが好きでよく聴くのですが、
彼には『アラバマ』という曲があって、
それはあるテロ事件の犠牲になった4人の黒人女児への
追悼の意味をこめた曲でした。
ライヴ・アット・バードランド/ジョン・コルトレーン

¥1,995
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1963年9月15日、アメリカはアラバマ州バーミングハムの教会で
日曜日のミサに集まっていた人々の中で突然爆発が起こり、
4人の黒人女児が犠牲になりました。
犯人は白人優越論者で、当時アメリカで盛り上がりを見せていた
黒人の公民権運動への警告として爆弾テロを起こしたことが
後の捜査でわかりました。
ちなみに犠牲者の中には、ブッシュJr.前政権で国務長官を務めた
コンドリーザ・ライスさんの友人もいたそうです。
ライスさんはこれがきっかけで政治を志すようになったそうです。
師匠格のマイルス・デイヴィスと違って、
どちらかといえば貧しい(中の下くらい?)仕立て職人の家に
生まれ、「聖者」と呼ばれることにさえ気色ばんだ
人格者のコルトレーンにとっても、
この事件は大きなショックだったのでしょう。
アメリカという、本来「自由の国」であるはずの場所が、
白人/黒人という二つのものの間で揺れ動き、犠牲になる。
そうした構図は、形は変わってはいても、
先日の下院議員襲撃事件にも見られるように、
依然として変わっていない気がします。
またそうした傾向は何もアメリカだけじゃなく、
太平洋を挟んでこの日本でも見られるような気もします。
先日の民主党党大会の混乱振りは各方面で報道されてますが、
こうしたことが日本を2分してしまって、
アメリカのような悲劇を再現してしまわないよう、
菅さんには早く安定した政治を行ってほしいと思います。
今、『マイルスvsコルトレーン』という本を
読んでいます。
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この中で『アラバマ』という曲のことを書いた部分を
読んだので、ちょっとそれについて
書いてみたいと思います。
僕はジョン・コルトレーンが好きでよく聴くのですが、
彼には『アラバマ』という曲があって、
それはあるテロ事件の犠牲になった4人の黒人女児への
追悼の意味をこめた曲でした。
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1963年9月15日、アメリカはアラバマ州バーミングハムの教会で
日曜日のミサに集まっていた人々の中で突然爆発が起こり、
4人の黒人女児が犠牲になりました。
犯人は白人優越論者で、当時アメリカで盛り上がりを見せていた
黒人の公民権運動への警告として爆弾テロを起こしたことが
後の捜査でわかりました。
ちなみに犠牲者の中には、ブッシュJr.前政権で国務長官を務めた
コンドリーザ・ライスさんの友人もいたそうです。
ライスさんはこれがきっかけで政治を志すようになったそうです。
師匠格のマイルス・デイヴィスと違って、
どちらかといえば貧しい(中の下くらい?)仕立て職人の家に
生まれ、「聖者」と呼ばれることにさえ気色ばんだ
人格者のコルトレーンにとっても、
この事件は大きなショックだったのでしょう。
アメリカという、本来「自由の国」であるはずの場所が、
白人/黒人という二つのものの間で揺れ動き、犠牲になる。
そうした構図は、形は変わってはいても、
先日の下院議員襲撃事件にも見られるように、
依然として変わっていない気がします。
またそうした傾向は何もアメリカだけじゃなく、
太平洋を挟んでこの日本でも見られるような気もします。
先日の民主党党大会の混乱振りは各方面で報道されてますが、
こうしたことが日本を2分してしまって、
アメリカのような悲劇を再現してしまわないよう、
菅さんには早く安定した政治を行ってほしいと思います。