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STUDIO 67

ブルースとプロレスと、ほんのわずかの愛だけで生きていくBLOG

ソード&サンダルという映画ジャンルがありまして。
どんな映画かと言えば、大体ギリシャ神話とか
古代ローマあたりが舞台で、要するにサンダル履いた
主人公が剣をブン回すような映画ですね。

僕は『グラディエーター』が大好きで、最近は古代ローマを
舞台にした映画を観まくってるんですが、ローマといえば
やはりユリウス・カエサルは外せない!ということで、
さっそく映画『ジュリアス・シーザー』のDVDを購入しました。
知ってる人は知ってると思いますが、シェイクスピア作品の
映画化です。

演劇系の学校を出て、シェイクスピアも勉強したはずなのに
この作品を観るのは初めてなのですが

いきなりシーザー死んじゃうとはね!
タイトル詐欺!当時の人も絶対そう思ったはず!
この作品、何度か映画化されているんだけど、DVDで観られるのは

・1953年版 主演:マーロン・ブランド
・1970年版 主演:チャールトン・ヘストン

この二本を観た感想です。

・1953年版
シネマクラシック ジュリアス・シーザー [DVD]


まだマーロン・ブランドが真面目に仕事してた頃ですね。
この『ジュリアス・シーザー』という作品はシーザーの後を継いだ
アントニーが主役になるんですが、ブランド演じるアントニーは
ガチに素晴らしいです。

ジョセフ・L・マンキウィッツもいい仕事をしてるんですが
何といってもこの作品

スペクタクルシーンがほとんどない。

これは同じ監督の「クレオパトラ」でも思ったけど、
この監督、基本的にアクションを撮る気がない。
そりゃあドラマが重要なのはわかるんだけど、
ローマ史劇でしょ?やっぱり血沸き肉踊る
戦闘シーンが観たいじゃん!

・1970年版
史劇大全集 DVD10枚組


上記とはうって変わって、当時酷評されたのがこちら。
ただし近年では再評価もされている。
僕も観た限り、そこまで悪い作品とは思わなかった。

確かにヘストン演じるアントニーの演技はオーバーだし、
ジェイソン・ロバーズのブルータスには全く感情移入できないけど、
ギールグッド(上記に続いて出演)のシーザーは大物感バリバリで
豪華な衣装とハデな戦闘シーンは史劇を観ている気にさせてくれる。

「シェークスピア映画」を観たければ1953年版を、
「ローマ史劇」を観たければ1970年版を観よう!という結論で
よろしいんじゃないでしょうか。