これは、3/29にTwitterのアンケート機能を使って皆さんと紡いだストーリーです。

イラストは有志の方にお願いしました。

(イラストはまだ募集中です)

 

 

キ「わあぁぁー!!ちょっとちょっと!!来てください!!」
ク「なんだ、どうしたん……わあぁぁあーー!!」
パ「え?何かあったの?あぁー!!きゃあぁあああーー!!」
ト「うっせぇなぁ、なんだっつうんだ。う、うわっ!」

みんなは何に驚いたんだろう?

 

49%朝、扉をあけると一面の銀世界だった。
13%朝、扉をあけると知らない場所だった。
04%朝、扉をあけるとなぜか夜だった。
34%朝、扉をあけるとスライムだらけだった。

 

朝、家の外は一面の銀世界。春だっていうのに……。
シ「さむいデシーー!」
シロちゃんはそう言いながら庭をかけまわっている。
ト「やっぱ犬は庭かけまわるんだな」
そこにノルが二階から降りてきた。
ノ「この鳥がズールの森に来てほしいと言ってる」
ノルの肩には青い小鳥がとまってる。

 

25%それはそうと、まずはごはんでしょう!
08%雪かきをしなくては!
18%早速、ズールの森に行こう!
49%鳥に話を聞こう!

 

ク「どういうことなんだ?」
ノ「ピーピピピッ?」
鳥「ピーピピピッピッ」
どうやらズールの森に雪を降らしている『何か』があるらしい。
どうしよう?

 

29%まずは、ごはんを食べよう
21%鳥の話をもっと聞こう
45%みんなで出かける準備をする
05%寒いから、クレイとノルに行ってもらおう

 

みんなで出かける準備。冬物を取り出し、ルーミィにマントと帽子をかぶせた。
ク「一応、お弁当も持っていくだろ」
さすがはクレイ母さん、手早くサンドイッチを作り、瓶にジュースを詰めた。
ト「行くなら、とっとと行こうぜ。昼過ぎから約束があんだから」
どうせつまんない約束だろう!(ひどい)

 

17%ズールの森へは西から行く
34%まっすぐ森の道を進む
02%東から行く
47%シロちゃんに乗って空からいく。

 

この雪の中、森にいくのは大変だから、シロちゃんに乗っていくことにした。
青い鳥さんに道案内してもらったんだけど、空からいったのが大正解。


23%大きな木が目印
15%小さな山小屋が目印
53%湖が目印
09%広い空き地が目印

 

ノ「あの湖が目印だそうだ。横の広場に降りよう」
ノルに言われ、シロちゃんはスーッと急降下していった。
エメラルド色の湖の上にも雪は降り続いている。
湖の近くにいったパステルたちの前に現れたのは……?


21%アクス
59%小さな妖精
05%ドクドクスライム
15%ギア

 

湖のほとりに一行が立つと、小さな妖精が現れた。
何が悲しいのかしくしく泣いている。

泣けば泣くほど、空に雪雲が生まれ、どんどん雪を降らしていく

 

26%クレイが話しかける
08%トラップが話しかける
20%パステルが話しかける
46%ルーミィが話しかける

 

 

 

ト「ルーミィ、小さい同士だ。おめえ、なんで泣いてるか聞いてこい」
ずいぶん雑な理由だけど、トラップが聞くよりはいいだろう。
ル「あんちゃ、なんでないちぇるんか?」
ルーミィに聞かれ、妖精はピタッと泣くのを止めた。

 

6%遊び相手がほしかった
55%だいじな鏡を湖に落とした
31%おかあさんとはぐれ、迷子になった
08%おなかがすいていた

 

妖精「この湖に大事な鏡を落としたの。このままだとおうちに帰れないー!」
これは大変だ!!

 

17%悪いけど、クレイに行ってもらう
26%申し訳ないけど、クレイになんとかしてもらう
29%すごーくごめんなだいだけど、クレイに・・・
28%クレイ、ごめんなさい・・
 

パ「クレイ・・・どうしよー」
どうしようもなくって、クレイを見ると、彼はさすがに「えーー!?」と冷たい雪の降る湖を見つめた。
だいたいここのどこにあるかわからないわけで・・・
ク「わかったよ」
クレイはパンイチになると湖に入っていった。


15%湖から魚があらわれる
15%アクス登場!
18%ギア登場!
52%湖は温泉だった!

 

固唾をのんでみまもっていた私達・・・
でも、クレイはクルッと振り向き、にまぁーと笑った。
「あったかい!」
なんと湖から温泉が湧き出てるのだ。
それはなぜだろう?

 

40%妖精の鏡のせい
15%湖に住むモンスターのせい
26%もともと温泉で有名
19%クレイのために妖精が魔法を使った

 

ノ「ここ、温泉じゃないよな」
ト「ちげぇよ。おれ、ここでしょっちゅう釣りしてるし。温泉出てるんなら、一儲けしてる」
キ「あ!もしかして、その温かな水が湧き出てるところに鏡があるかもしれませんよ」
クレイは温泉の湧き出てるところに潜って探す。
「これか?」
ザバッと湖から出た!

 

61%手にはかわいい手鏡が
12%手には気持ち悪いモンスターが
08%手にはアックスが
19%手にはギアが

 

ざばぁぁぁーー!!
まるで池の主のように水面から浮上したクレイの手にあったのは、キラキラ光るかわいらしい手鏡!
妖精「それですそれです!!」
手鏡を放ったクレイ。大きく弧を描いて手鏡が妖精の元に……

 

4%届かず、地面に落ちる
13%届かず、ふたたび湖の中に
21%ちゃんとキャッチ!
62%トラップの頭にゴッツン

 

ト「いってぇぇーー!!!」
涙目のトラップ。なんとなんと、トラップの赤毛頭から花が咲いた!!
いや、それだけじゃなくて、辺り一面が花畑。
どんどん緑は広がっていって、木にも花が満開に・・・
一同「わぁあぁあーーー!!!」
妖精は花の妖精だったのだ。そして、鏡は花を咲かせる宝物。

ル「ぱぁーるぅ、おなかぺっこぺこだおう!」
パ「そうだね。じゃあ、ついでにお花見しよう!」
シ「うれしいデシ!お花見デシ!!」
雪は消え、一面の花畑……。
おいしいサンドイッチを頬張れば、ズールの春まっさかりなのだった。

『おしまい』


「はっくしょい!」