幸せな2日間① | Que sais-je?

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30代後半、もうそろそろ40代の日常のブログ


日常生活など色々なことを書きます。

土曜日早上がりして、私の行きつけの店に初めて彼女を連れていくという予定を5月の段階でしていた。

この行きつけの店は私の母も通う店で、店主や常連客とも面識がある。

私は店主と常連客の1人の方と3人で、元日に新年会をやるくらい懇意にさせていただいている。

このブログでも過去に何回か出てきており、このお店で彼女をつくったこともある(笑)

そんな行きつけの店に初めて彼女を連れていくというのはなかなかワクワクすることだ。


この日は次の日(日曜日)が仕事だったこともあり、後半休をもらい早上がりすることにしていた。

彼女も予定が15時頃まであり、私の自宅の最寄り駅で合流することにした。

彼女は一足先に到着していて、カフェで涼んでいた。

待ち合わせをするのってなんだかいいなと思いながら、彼女に声をかける。

すると、ニコッと笑い、それがまたかわいい🥰


カフェを出て自宅に向かったのだが、「そういえばこの時間にここ通るの初めてだ!」と彼女が言う。

彼女とこの通りを一緒に歩くのはすでに何回もあるが、人通り賑わう活気あるこの時間帯を一緒に歩くのは初めてだった。

こういう何気ないことも彼女は言及してくれるので、彼女と一緒にいる時間は本当に楽しいし、隣を歩く相手が彼女でよかったなとしみじみ思う。


自宅に着くと、店に向かうまで小一時間あったので、涼みながらイチャイチャした(笑)

彼女は言葉よりも表情や行動に出るタイプだから、2人だけの空間では私のことを本当に好きでいてくれるんだなと強く実感する。

そんな彼女を愛おしく思うし、何度も言うが彼女が傍にいてくれて本当によかったと思う。

彼女とも話しているとよく話題に出るが、この幸せな時間は当たり前ではない。

私が彼女を、彼女が私を、思い遣り、尊重し、愛する気持ちがあって初めてこの時が成り立つ。

私は今まで色々な人と出会い、好きになり、お付き合いをしてきたが、ここまで色々なことがフィットした人はかつていなかった。

彼女が素晴らしいのは間違いないが、私自身も成長し、1人の女性を全力で愛せる力がこの年齢になってようやく備わったのかもしれない。

まだ未熟で、不十分なところは多々あるが、彼女を支えられるように、そして、長く一緒にいてもらえるようにしたいなと思う。


自宅でイチャイチャした後に、目的の店に電車に乗って向かった。

電車に乗る時間は割と長いのだが、彼女と一緒だとあっという間だった。

馴染みのある駅、馴染みのある道を彼女と一緒に歩く。

なんだか不思議な気持ちになる。

これから行く店では前述した通り色々な思い出があるが、今後は彼女と一緒に思い出を増やせたらなと思う。


店に到着。

店主に挨拶する。

「こんにちは😊彼女と来ました。」

「いらっしゃいませ!お母さんと来るかと思ってた!彼女さんようこそ!」と店主がいつもの調子で出迎えてくれた。

彼女と2人でカウンターに座り、店主と少し話す。

この日は団体さんが先にやっていたため、店主は忙しそうにされていた。

店主から、「今日○○さん(常連客)来ますよ!」と言われ、もしかしたらいるかもなと思っていたが、本当に会えると思っていなかったので驚いた。

この常連客の方は例の新年会を一緒にしたことがある人だ。

彼女を連れてくるからには会わせたいなと思っていたので、この時点で神回確定で、運がいいなと思った。


このお店は小さい店で、店主1人でやっている店だが、知る人ぞ知る店だ。

元々別の場所で、もう少し規模が大きい感じでやっていらっしゃったが数年前に今の場所に移転。

かれこれ5年目になろうか。

メニューはあるが、あってないようなもので、その日の店主の気まぐれで料理が出てくる。

だが、出てくる料理がみな美味しく、彼女も満足してくれていた。


1時間ほど経った頃、例の常連客さんがやって来た。

お連れの方も私が知っている方だった。

常連客さんに「お久しぶりです😊」と声をかけると、「おっ、元気?生きてた😀?」といつもの調子で会話が始まる。

この方とお会いするのはおそらく1年ぶりくらいで、私の隣にいる彼女のことを気にしているような感じがした。

ただ、そこは大人、不躾に詮索してこない。


カウンターに、左から常連客のお連れ(女性)、常連客の方、彼女、私、別の常連客の方という並び。

店主を交え、カウンター席に座る人たちで会話を楽しむこの感じが私は好きだ。

そこに彼女がいるのが嬉しかった。

私が好きなことを彼女にも体感してもらい、いいなと思ってもらいたかった。

彼女は私の親戚のおじさんに会うような感じと言っていたが、最初は緊張していたようにも見えたけど、終始楽しそうにしていた。

彼女にとってはアウェイ感がある状況だと思うが、彼女もそこは大人だし、うまく適応している感じが頼もしかった。


彼女がお手洗いで席を立った。

すかさず常連客の方が、「彼女でいいんだよね?」と聞いてきた(笑)

「彼女です☺️」と応えると、「よかったねー!」と言葉としてはシンプルではあったが、そこに色々な意味が込められていたと思う。

この方は私の過去のことを知っている。

前妻のことも、この店をきっかけに付き合った以前の彼女のことも。

そんな方からよかったねと言ってもらえて嬉しかった。

店主もカウンター席が盛り上がっていたためか、普段飲まないビールなんか飲んで楽しそうにしていた。

この日の盛り上がりはここ最近では久しぶりのそれで、こんな日に彼女を連れこられて本当に幸せだったな。


18時から店にいたが、22時過ぎに店を後にした。

彼女に店主は、「こんな店ですが、懲りずにまた来てください!」と声をかけてくれ、彼女が「楽しかったです!また来ます☺️」と返していた。

大成功の回だった。


そこから私の自宅に戻り、その日は次の日があるからと少しイチャイチャして、一緒にお風呂に入って、程なくして寝た。

一緒にお風呂に入ったのも初めてで、この日は幸せしかなかった。

それもこれも彼女がうまくやってくれたからだと思う。

彼女には感謝しかない。

本当にありがとう!