反省 | Que sais-je?

Que sais-je?

30代後半、もうそろそろ40代の日常のブログ


日常生活など色々なことを書きます。

6月25日に久しぶりの友人との再会で気を良くした私は彼女に一本のメッセージを送った。

「今終わったよ♪今から○○に会いに行ってもいい?」

すると彼女から、「んー、気にしないなら私の家でもいいけど」と思いがけない返答があった。

と言うのも、以前から6月末に私が彼女の家に泊まりに行くという話にはなっていたが、それよりも前に私が彼女の家に行きたいという素振りを見せると、彼女からは「片付け頑張るから」と、片付くまでは待つようにとおあずけをくらっている状態で、まさかそれよりも早く家に来てよいと許可が出るとは思わなかったからだ。

友人との再会で楽しい時間を過ごした上に、予想していなかった嬉しいイベントが突如設定された形で、正直舞い上がっていたのは言うまでもない。


21時半くらいに電車に乗り、彼女の家に向かう。

彼女の家の最寄り駅に着いたところで、「○○着いた!」とメッセージを送ると、「はや!笑 やばいいろいろ!笑」と焦っていた。

彼女の家に着くと、仕事終わりの彼女が出迎えてくれた。

彼女の家におじゃまするのはこれが2回目だ。

そわそわする彼女が、「本当は来週までにキレイにしておくはずだったのにな。」と観念した様子。

それでも来て欲しかった気持ちが勝って、予定よりも早く2回目の訪問を許してくれたようだ。


彼女はこの日は仕事だったから、仕事でどんな事があったか聞き、私も友人にあった時のことを話した。

ひとしきりその日の出来事を話終えると、私から彼女にキスをした。

彼女に会うと常にキスをしている気がする。

彼女の顔を見ると愛おしくて仕方がないのだ。

私は彼女とするキスが好きだし、彼女も好きだと言う。

彼女から、「ちゃんと(終電の)時間見ておいてね。」と言われたが、私は帰りたくなかった。

元々そういう風に考えていたわけではなく、彼女と一緒にいたら明日仕事だとしても帰りたくない、そう思った。

「明日は昼からだから、今日は泊まりたいな。ダメかな?」

そう言うと、彼女は「えー、ほんとに?大丈夫?」と言いながらも、了承してくれた。


お泊まりすることが決まったら、自ずとそういう流れになるのは当然で、キスからだんだんと愛撫をしていき、彼女もスイッチが入ったようでお互い攻めたり攻められたりの流れに。

彼女から、「今日ゴムあるの?」と聞かれて、「今日ないかも…。だから、○○を気持ちよくするだけね。」と、最後までしないで我慢する、我慢できると伝えた。


ある時を境に、彼女は本当に積極的になった。

日本人女性あるあるなのかもしれないが、性に興味関心があってもなかなかそれをパートナーに言えず、してほしいことがあったとしても、恥ずかしかったり、はしたないと思ってしまったり、そういった感情から積極的になれない女性が多いのかもしれない。

彼女もそれまではそうだったようで、興味関心はあっても、相手が一方的にしてきたことを受け止めるのみだったと教えてくれた。

私とのセックスはコミュニケーションをたくさん取ることに驚いたと話してくれたことがあった。

また、基本的に受け止めてくれるから積極的になれるとも言ってくれた。

そんなこともあり、ここ最近の彼女はしてほしいことをちゃんと伝えてくれて、私の気持ちいいポイントがどこか探ってくれて、セックスに対して積極的になってくれている。

それは私にとっても喜ばしいことで、なぜなら、やはりセックスは1人ではできないし、お互いが気持ちよくならないと意味がないと考えているからだ。


この日は本当に彼女が積極的で、私もそれに感化されてものすごく興奮した。

実はこの時彼女は生理中(終わりかけ)で、そんな事情もあったから、彼女から「いれてほしい」と求められた。

「いいの?」と確認すると、頷いた。

本来であれば、ここは私が「ゴムがないからできない」ときちんと伝えるべきだったのだが、雰囲気に負けていれてしまった。

初めて付けずにいれてしまったわけだが、そういう背徳感みたいなものがさらに興奮度を高めて、彼女も私もどんどん深みにハマっていった。

結局最後果てる間際に、どこに出すか聞くと、「生理中だから中で」と言われ、そのまま出してしまった。

後戯をしていると、彼女の血なのか、私の体液なのかよくわからないものが床に垂れていたのに気づいた。

慌ててそれを拭き取り、シャワーを浴びに向かった。


この日は結局最後までしたわけだが、この時点まではあまり重く受け止めていなかった。

次の日になって、朝は彼女の方が始業が早いため、一緒に家を出て、私は1度自宅に帰ろうとしたが、この日は運が悪く、大規模な電車遅延が発生して帰宅するのに苦労した。

1度帰宅してから着替えて、私も仕事に向かったが、電車遅延が解消されておらず、私は途中で下車する羽目になった。

幸いなことに歩いて向かえる距離だったため、お昼ご飯をゆっくり食べてから職場に向かうことにした。

ご飯を食べ終え、彼女とメッセージのやり取りをしていた。

その中で彼女から、「心配性だから念の為で、ただの共有なんだけど、一応緊急のアフターピルを手配した😅生理中とはいえかなと思って」とメッセージをもらった。

私はここでようやく気づいた。

そして、自分の自制心のなさに情けなくなり、何よりも彼女のことを大切にすると思っておきながら、大切にできていない自分にガッカリした。

こういうとき、傷ついたり、負担を被るのは常に女性だと思う。

男はダメージがほとんどない。

こういったことに、事後にならないと気づけない自分に心底ガッカリした。

確かに彼女はセックスすること、ゴムをつけないですること、中に出すことを了解したとは言え、やはりそこは私がきちんとコントロールすべきだった。

アフターピルは副作用が強いというのは話では聞いていたから、彼女の体に悪影響が及んでしまうことに恐怖した。

彼女には軽率だったこと、負担をかけてしまったことを謝り、今後不安になるようなことはしないと誓った。


彼女のことを本当に大切に思っているのなら、彼女を傷つけるようなことはしてはいけない。

まだまだ口だけの男のようで、本当にこの日は一転、自分自身の行動で幸せな気持ちから真逆の気持ちに落ちていった。

責任ある大人の行動を心がけたい、そう思った日でした。