5月10日(金)、初めて会う日を迎えた。
私はその日はソワソワする部分もあったと思うが、それなりに冷静さもあり、いくつかパターンを考えていた。
マッチングアプリあるあるかもしれないが、会う前にメッセージや電話のやり取りがうまくいったとしても、直接会ったらうまくいかないなんてこともある。
そのため、情けないかな、ダメージ軽減のためにダメだった時の想定もしておいたのだ。
それくらいマッチングアプリで出会うことは難しい。
もちろんうまくいったときのパターンもあり、その場合の分岐もいくつか用意した。
その中には、よっぽどうまくいったら思い切っていくというものもあったが、当然のことながらこのパターンはほとんどないと考えた。
夕方。待ち合わせ場所は新宿。
南口で待ち合わせ。
駅に着いて程なくした頃に、彼女から「あと数分で到着します!何色の服着てますか?」とメッセージが来た。
服装などを伝え、彼女が来るのを待つ。
人が多いからどこから彼女が現れるのかがわからない。
ひとまず、じっと待とうと思った矢先、「初めまして😊」と笑顔の彼女。
私の脳内「え、実物の方がかわいいじゃん!かわいいしきれい系だ!」
実際の私の反応「初めまして!仕事帰りにごめんね!お時間つくってくれてありがとうございます😊」
念願の初対面の瞬間でした。
待ち合わせ場所からそんなに遠くないところにお店があるということで、2人で話しながら移動した。
本当にすぐ着いて、お店に入ると、優しそうなおばあちゃんの店員さんがお出迎えしてくれた。
席に着いて、メニューを見ながら何を頼むだの話しながら待っているとドリンクが来たので乾杯。
実はこのお店は最初に予約していたところではなかった。
最初予約したお店はテーブル席しか空いてなくて、事前に私から彼女に、「私の悪い癖なんだけど、相手の目をじっと見て話すところがあるから、テーブル席よりカウンター席の方がいいかも」と伝えていたし、彼女もじっと見られるのは嫌かもと言っていた。
そういうやり取りもあり、実際に行ったお店はカウンター席だったので、彼女は安心できるだろうし、私も目のやり場に困るので、ちょうどよかった。
でも、彼女はじっと見られるのが嫌だと言っていたにもかかわらず、割と私の目をじっと見返していたので聞いてみた。
「電話で見られるの嫌だって言ってたけど大丈夫?と言うか、結構目を合わせるじゃん(笑)」
「んー、嫌かなと思ってたんですけど、風恋さんは何か大丈夫みたいです!見られすぎは恥ずかしいから嫌ですけど(笑)」
彼女は最初は緊張してた感じでしたが、すぐにリラックスしていたので、言ってることは本当なんだろうなと思いました。
程なくして彼女から聞きたかったことの第1弾が飛んできた。
「聞きたかったんですけど、風恋さんって出身の大学ってどこですか?」
「○○だよ🙂」
と言った途端、彼女は大きい目をまん丸にして、「え、嘘!同じ!(笑)」と。
「え!○○の建築?じゃあ、キャンパス□□だよね!?えっ、怖っ!」
「でも、風恋さんは文系だから▲▲がキャンパスですよね!」
「そうそう!え、本当に怖い。こんなに共通点あるとさすがに(笑)」
ブログにはちゃんと書いてないのですが、実は彼女とは共通点がめちゃくちゃあって、メッセージや電話の段階から親近感がかなりあった。
「え、ちょっと待ってね。Kさんさ、何年前に大学にいた?」
「今、31で大学院にもいたので、7~13年前ですね!」
「ちょっと待って!!!本当に怖い!!!俺その時そこにいた!当時付き合ってた子もKさんと同じ○○、学科は違うけど□□だったもん!」
何が怖いかと言うと、私がこのブログを始めたきっかけになるのだが、約10年前に当時付き合っていた彼女と別れたことがきっかけの1つだった。
そして、その彼女もKと同じ大学出身、同じ理系。
しかもよく考えてみたら同じ年齢。
私は同じ大学でしたが、文系だったのでキャンパスが違った。
その彼女とは彼女が大学入学してからほどなくした頃に付き合うようになったが、私の地元から結構遠いところにキャンパスがあった。
その彼女も地元が一緒で通うのが大変だったので夏前にキャンパス近くに引越した。
それから私は彼女の部屋によく行っていて、ほぼ半同棲みたいな感じ。
しかも、その大学の講義に私が好きな学者の授業があったので、彼女と一緒に講義に参加したりしていた。
つまり、Kが大学に通っていた同時期に、同じ場所にいたことになるし、下手したら同じ講義を受けていた可能性がある(笑)
こんなことがあるのか!!!!!!!
やばすぎるだろ!!!!!(笑)
2人で大興奮(∩´∀`∩)(∩´∀`∩)
「え、あそこのスーパーとか使ってたんでしょ?」
「私、大学に泊まってたりしてたので、よく使いましたよ(笑)私、○棟に研究室があって。」
「え、めっちゃわかるよ(笑)すげー懐かしい!」
まさかまさかの共通点🤣
まさかこのタイミングでこのブログを書き始めたきっかけの元カノを思い出すとは(笑)
人生は小説より奇なり。