お楽しみの夕食です
こちらでは個室の食事処なので
ひとりでも人目を気にせずゆったり食事が出来ます
時間は５時半、６時、６時半から選べました。
食事処の飾り物も素敵
漆の古風な器に映える黄色は
菜の花でした
今回の個室は「雲竜」。和室でも掘りごたつ式になっているので
姿勢が楽です
鉄瓶が炭にかけてあります これ好き
下戸なので、いつも食前酒をノンアルに変更してもらってます。
今回はジョエア・オーガニック・スパークリング・シャルドネ
というノンアルのスパークリングワインにしてもらえました
前の２回はいずれも赤ぶどうジュースでした。
”春風駘蕩” 
よ、読めないし
帰ってきて調べたところ
”しゅんぷうたいとう”と読むそうで、春の景色ののどかなさま。
春風がそよそよと気持ちよく吹くさま・・・との意味だそうです
ピンク色の文字に桃のひと枝
（梅かな？）
中はこの様な内容
先附
春兆の香
春子椎茸 アスパラ 天豆 ホタルイカ 茗荷 花弁百合根
それぞれにちょうど良いゆで加減で、春が香る食材
トリュフオイルと塩、豆腐とホワイトアスパラガスの
ソースが。メニューには書いてありませんでしたが、
よもぎ麩も入っていました 好物だし、春～
飲み物は柚子蜜を注文
御椀
大岩魚 葛打ち揚げ
白玉筍 菱大根 にんじん 木の芽
岩魚は揚げてあるので、川魚の独特な風味が増して
お出汁が油でコクも増して美味しかったです
筍と豆腐の白玉はそんなに筍は感じなかったです
お造り
上州銀ひかり 桜鯛 桜葉帆立
褄物色々 山葵
山芋やにんじんで桜の花びらや花があしらわれていました
”銀ひかり”は群馬のブランドサーモン 美味しいです
今回、ホタテを桜の葉で巻いて桜餅を模していました
淡泊なホタテに桜の香りが移って美味しかったし風流で
煮物
小鍋仕立て
春小蕪 筍 赤城鶏 新ごぼう 蕗 芹
お鍋に春がいっぱい とりわけ、鶏とセリの取り合わせが
大好物なので、大興奮でした
このラインナップに
ごぼうも加わっているの、サイコー
要するに秋田のきりたんぽ鍋が大好物なんです
春の野菜を存分に引き立てる、繊細なお出汁できりたんぽ鍋とは
また違った味わいでとっても美味しかったです
メニューには載っていない、女将からのサービスを頂きました
ここの名物の松前こんにゃくです 昆布の香りが粋なのです
焼き物八寸
鰆 木の芽焼
タラの芽 のびる 生ハムチーズ巻き 烏賊卯の花月冠
鰆、春ですね～ 下にはズッキーニが 烏賊の卯の花月冠は
イカの練り物の中に卯の花が詰めてありました。
お待ちかね 増田牛
主菜
増田牛サーロイン石焼
きのこ
春サラダ 梅ソース
今回、品数を減らして増田牛のアップグレードを図っているそうです
確かに、今回の増田牛は厚みがしっかりとあります
そして、肉の旨みがいつもより深い感じがします
とにかく、美味しかった
ポン酢、岩塩、蕗みそで頂きます この蕗みそが
のちにも活躍
御飯
春キャベツ飯
止椀
ちぎりっこ汁
この春キャベツ飯がちょっとイマイチで
キャベツの
香り、食感があまり感じられない。しかし！先の蕗みそを
足して食べると春の風味が増して美味しかったです
漬物のお皿に乗ったオレンジのペースト。食べたことない
美味しいものだったのですが、キムチとチーズと蒸した
サツマイモを和えたものだそうで。いい感じでした
ちぎりっこ汁はこちらの名物 すいとんみたりな、
ほっこりと田舎の汁ものです
ここで、鉄瓶のお湯でほうじ茶を淹れてくれたのですが、
だいぶぬるくて、ちょっとがっかり
水物
パパイヤと苺のタルト
いや～、春を満喫しました 今回もとっても美味しかったです
部屋に戻ると、蒸籠が用意されています
お夜食の笹巻ちまきです
冷蔵庫にはさっぱりとデコポンもあります
