起こしてあげるから。 | 亀の歩みで行きましょう

亀の歩みで行きましょう

50代主婦です。
優しい夫、やんちゃで可愛い、しおんと暮らしています。
2021年から口腔顔面痛。
現在、トリプタノール、漢方薬で治療中。
義実家介護が始まり、高速飛ばす日が増えました。

今日、義姉が自宅から

斎場へ出発しました。


明後日の葬儀まで

斎場で安置になりますので

婆様が気落ちしてないか心配で

電話をしました。


長くコール📞しても

出なかったので

心配した矢先、息を切らして

婆様が出ました。


今、頭、洗ってんだよ。

あとにして。


数分して、折り返してきた婆様。

夫が、


風呂、入ってたの知らなかったからさー

大丈夫か?


シャワーで頭、洗ってたんだよ。

まあ、知らないのは、それゃそうだな。


今日、斎場に出発したから

ららが、心配だから電話しな、って言うからさ、

大丈夫か?

何か心配なこと、ないか?


ありがと。

あるよー

心配。


食欲もあるよー。


ただ

よく寝ちゃうから

明後日、起きれるか心配。

いつも8時半とかまで寝ちゃうから。7時過ぎに出発だから

どうしよう。


凄すぎる、婆さま語録。


1番の心配は寝坊でした真顔



そんなに心配なら、電話で

起こしてやろーか?

ちゃんと起きて見送ってやりたいだろ?



そーだね!

じゃ、電話、枕元に置いとく!



いーよーとは、言わない婆さまでしたニヤニヤ



子供かっ(笑)!



最後に夫が、



起こしてやるから安心して寝ろ。



うん。

安心して寝る。



立場、完全に逆転してるけど

これが幸せなのかもしれませんね。



義姉が亡くなった時、

病室で、私に抱きついて泣いた婆さま。


私も、思わず婆さまを抱きしめて

背中をさすり

2人で抱き合ってました。


正直、婆さまが抱きついてくるなんて

思わなかったので

本当に驚きました。

夫も、びっくりしたらしい。



でも


婆さまの背中をさすってあげれて

良かった。


それから


婆さまは、すっかり普通に気丈に

しています。


葬儀が終わるまで

婆さまが倒れないよう

見守りながら

明後日の告別式は参列したいと

思っています。