コメントやメッセージなどの
お返事が大変遅くなっておりまして
申し訳ありません
書きたいことや語りたいことが
たくさんあるのですが
落ち着きましたら
お返事させてください
昨日は、
とある大きなインタビューでした
実は取材のお相手が、
私が20代の頃に
とてもお世話になった方でした
1年に1〜2回
連絡はとっていて、
たまにお会いして
食事やお茶をしていました。
でも4年前にお会いして以降、
コロナ禍ということもあって
最近は会えていませんでした。
たまたま今年は
春先に連絡を取り合っていて、
「久々にまた会えたら」という話を
していたところでした
お世話になっていた頃から
10年以上経って
アラフォーになった今、
こうして取材という形で
お仕事で再会できるとは
思っていなくて、
お相手も私も
とても喜びました
でもお相手のことを
知っている分、
「取材」と言う形で
深掘りするのは緊張です
(しかも昨日は
編集長も同行したので
私の仕事ぶりを
がっつり見られるという、
そっちの緊張もありました)
表面的なことを聞く
インタビューにはしたくない。
きちんとお相手の魅力や、
考えてきたこと、
もがいてきたこと、
そういったことを引き出して、
それが伝わるようにしたい
その思いが強い分、
現場につくまで
ずっと緊張してました
お昼ご飯も緊張で
食べられなかった
リアルでは久々の再会でしたが、
時を感じさせないくらい
ものっすごく自然で
「20代のあの頃」に
戻った感じでした
質問にもものすごく丁寧に
答えてくださって、
いろいろな思いが伝わってきて、
じーんとくるものがありました。
言葉選びもとても素敵で、
本当に勉強になりました
私はここ最近、
家事・育児・仕事・働き方で
とても悩んでいて、
すごく葛藤しています
お相手のお話を聞いていると、
苦しみや葛藤の時間も
無駄ではないことや、
そういう苦しみや葛藤の中にも
一筋の光や希望を見出したい、
という思いなどが
伝わってきて、
今のこの状態の私が、
今のお相手にインタビューするべき
ベストなタイミングだったんだなと
思いました。
先日も経営者さんと
打合せしたときに、
同じようなことを思ったんですが、
今の自分だから出会うべき人、
お話を聞くべき人
だったんだなと思います。
ライター・記者をしていて
よかったと私が心底思うのは、
1時間とかの短い期間で、
取材相手の人生を凝縮して
お聞きできることです
自分の体験したことのない、
見たことのない人生を、
お相手から直接聞ける。
もちろん原稿にする以上、
記事内に私の主観や感想は
いらないのですが、
たくさんの人の
いろいろな人生での葛藤や苦労、
成功、喜び、達成感。
その気持ちを
ダイレクトに本人から
伝えていただけるのは、
自分の人生にとっても
すごく勉強になります。
私は夫婦ブログでも
よく書いているのですが、
◎夫婦ブログ最新記事
ライターや記者
(特に報道やニュース原稿の記者)は
インフルエンサーや
ブロガーとは違って、
原稿内に
「自分色」を出さないんですね。
※書き方の特徴とかは出ますが。
だから取材して感じた
私の感想や興奮、意見みたいなのは
記事内にあまり必要なくて、
あくまでも取材相手が主役なので、
その主役の魅力や
主役の言葉を伝えるのが仕事だと
思っています。
だから「発信者側」ではない。
「発信者」の思いや
伝えたいことを、
正確に偏り過ぎずに
きちんと伝えることが
私の仕事だと思っています
昨日、発信者であるお相手から
たくさん受け取った言葉。
この言葉や思いを
読み手の方に正確に、
そしてその熱量までも
ありありと届けるために。
今度はきちんと
私が私の仕事の領域で、
プロとして、
記事にしようと思います。
(ここが仕事での
腕の見せ所だと思います)
↓夜に取材が終わり、
さすがにお腹がすいたので夕飯。
タイな気分でした
取材に出ると
短時間でも
外で一人でご飯が食べられるので
それがとても嬉しい