2017年生まれのコティ6歳、2021年生まれのリティ1歳、
姉妹を育てるコティマムです。
39歳、
元テレビ局芸能記者の
アラフォー
ワーママライター
ワンオペ育児のあれこれや
大好きな洋楽、歌舞伎、アニメ、
おいしいもの(外食)など、
カオスな日常と
たまの贅沢を綴ります
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ずっと「書きたい」と
思っていたことがあり、
ようやく書けます
洋楽好きブロ友のJMさんと
すねーくさんが書かれているのですが、
◎JMさん
◎すねーくさん
アメリカ人歌手・
ボビー・コールドウェルが
71歳で亡くなりました
悲しい……
コティマムは
ブラックミュージック
大好き人間です。
(高校時代にBoyz II Menの
ショーン・ストックマンに恋して、
「インタビューしたい」と思ったことが
マスコミ業界の道へつながっています。
↑ミーハー
そして実際にテレビ局で働くように
なった22歳で彼らにインタビューしました)。
しかし、
このボビー・コールドウェルは
黒人ではありません。
白人です。
つまりブラックミュージックではありません
ですが、
コティマムは若かりし頃、
彼に一目惚れしました
(ショーンの次に恋した歌手)。
はい、イケメン〜
彼の歌うジャンルは
「AOR:
アダルト・オリエンテッド・ロック/またはアルバム・オリエンテッド・ロック」や
「Blue eyed soul」
などと言われています
この音楽ジャンルをきちんと説明すると
かなりマニアックになりますので、
ものすごーーーーくざっくり言いますと、
「とにかくオシャレで
大人っぽい楽曲」。
洗練された心地よいメロディで
うるさくなく、
BGMにぴったり
CDジャケットもオシャレ
↑彼はボビーと並ぶAOR界の大御所
ボズ・スキャッグス。
日本でいうと、
大瀧詠一や山下達郎、竹内まりやなどに
代表される「シティ・ポップ」に近いです。
↑彼らの曲が好きな方は
絶対にAORも好きだと思います
そして私をAORの沼に
引きずり込んだのが、
まさしく
ボビー・コールドウェル
なのです
AORが流行ったのは1970年代後半。
コティマム、まだ生まれてません
ずーーっとブラック大好きだった私は、
ボビーのこの名曲↓
「What You Won't Do For Love」
を聴いて、
そして↑このPVを見て、
「なんじゃぁああぁこりゃー」と
引きずり込まれていきました
まずイケメンで
かなり私の好みの顔(笑)
ソッコーで恋に落ちました
そして声がとっても素敵
セクシー
女癖悪そうな顔と相まってもうたまらん
当たり前だけどAORなので
メロディもとても洗練されている
数々の若手アーティストにも
カバーやサンプリングされています
(Boyz II Menもカバーしてます)
今、↑普通に
PVのYouTubeを貼っていますが、
実は長らく削除されていて、
私はここ数年楽曲だけ聴いていて
このPVを見れていませんでした
だから今再びPVを見つけて
すごく感激しています
「また若かりし頃の
彼の動く姿が見れた」
とうれしくなっております
(私が彼を知った時すでに
彼はもうおじいさんですからね
いや、おじいさんでもとても渋くて
品があってカッコイイんですけどね)
AORというのは
洗練されたオシャレなメロディが特徴
と書きましたが、
実は初期は
R&Bやブルースっぽい特徴も強く、ブラック寄りなテイスト
なんですね
そしてまさしくこの
ボビーの
「What You Won't Do For Love」は
その「ブラック感」を
意識させています
PVを見ていただければわかるんですが、
↑これ、ボビーが最初ベンチに座って
歌ってるんですけど、
イントロが流れて、
もう歌い始めているのに、
ボビーの体が黒いシルエットになっていて
全く見えないんです
↑黒くて姿が見えない。
つまり歌声だけが
聞こえている状態。
ちなみにこの楽曲は
シングル2枚目くらいで、
まだまだボビーは
出たばかりのアーティスト
体も顔も見えない状態で
ボビーの声や歌い方だけ聴くと、
まるで黒人が歌ってるようなブラック感というか、ソウル感が出ているのです
ちょっと
スティービー・ワンダーっぽさもあり。
まろやかな声なんだけど
野太い部分やかすれた部分もあり、
このPVを初めて見た人は、
「新しい黒人歌手が
出たんだな」と思って
聴いていたのです。
曲が始まって25秒経って
ようやくボビーが
立ち上がり光が当たって
顔が初めて見えた時に、
「え??
白人が歌ってるの??」
とみんな驚いたのです。
(そう狙って作った)
「Blue eyed soul」というのは、
白人が黒人っぽい曲を歌っている
ジャンルの呼び名で、
まさしくボビーは
「Blue eyed soul」、
初期AORの代表です。
このPVでさらに注目なのは、
彼が歌だけでなく
ピアノやギターを
弾いているところ。
マルチプレイヤーなんですね
なんか楽器の弾き方も
すごいセクシーなんですよね
もう見てるだけで
私ポーっとなっちゃいます
けだるい感じで歩いてきて、
力まずにさらっと飄々と
素晴らしい歌声を響かせて、
歌ったかと思えばギターをかきならし、
次のカットでは
ピアノを弾きながら歌っている。
いやー、カッコイイ
ホントにカッコイイ
コティマムは新卒でテレビ業界を
経験した後に、
ずっとやりたかった音楽雑誌で
音楽ライターとなり、
かなりマニアックに
音楽原稿を書いていた時期がありました
ただ、この音楽雑誌時代は
挫折の連続で、
正直うまくいきませんでした
でも唯一、
このAORを好きだったことが
仕事に活かせました
まだペーペーの24歳のころ。
AORに詳しかったので特集ページを
担当させてもらえて、
AORに超詳しい専門の音楽ライター様と
お仕事をさせていただいたのです
その際も、AORの名盤として
ボビー・コールドウェルはマストで
選んで、解説しました
↑左端の写真がボビー様
楽曲ももちろん紹介しています↑
(上段中央のジャケットがボビー様)
◎こちらが上記の雑誌のウェブ版◎
かなり長くなりましたが、
私を惚れ惚れさせてくださった
ボビー様
71歳という若さで亡くなられて、
とても悲しいです
追悼の意味も込めて、
最近はずっと彼の曲を聴いています
とっても素敵な曲ばかりなので、
ぜひ皆さまにも聴いていただきたい
【こちらもオススメ】
◎Special to me
ボビー様に「You are special to me」とか
言われたらもう鼻血が出る。。
◎Wrong or Right
まずもうジャケットがイケメン
曲もすっごくカッコイイ
声だけ聴くと
まるでスティービー・ワンダー
◎Don't Lead Me On
ボビー様をもてあそぶ女とはどんな奴や??
◎STUCK ON YOU
ジャズまで歌えるなんて
カッコ良すぎるボビー様