昨日は

新聞校閲講座を受けましたPC

 

 

 

 

 

一人で仕事しているので、

新聞社主宰の

校閲や見出し講座

なるべく受けるようにしています。

(本当は校閲の学校に通いたい)

 

鉛筆鉛筆鉛筆 

 

今日もとても勉強になりました!!

 

コロナ禍で生まれた

新しい用語に対して

校閲がその新語をどう扱うか。

 

霞が関の官僚や

専門性の高い業界が使う専門用語を

どうわかりやすく補足するか。

 

また、

本来の意味とは違う意味で

受け取られている言葉など、

とても興味深い話を

伺うことができました。

 

 

特に、

「本来の意味とは違う意味で

受け取られている言葉」。

つまり【誤用】、

これは私自身も執筆の場で

すごーーーーく悩みますうずまき

 

例えば、「こだわり」。

本来は悪い意味というか

固執していることを指します。

でも「特別な思い入れ」として

当たり前のように

良い意味で

使われてますよね。

 

他にも「喝を入れる」

「垣間見える」などなど、

私が校閲担当者だったら直すけど、

正しいと思ってる人もたくさんいる。

 

↑※上記の言葉は今回の講座で

出たものではなく、

私が普段から感じていることです。

 

今回の講座では

「真逆」「(音楽の)さわり」

「明るみになった」「矢先」

などが例として挙がってました。

 

間違った意味の方が

スタンダードになっている場合、

正しい言葉を使っている側が

間違っていると捉えられるので、

そこは本当に難しいもやもや

 

私も

「これ、本来の意味で使ったら

Yahooのコメント欄で

指摘されそうだなぁ……。

他の言い方にするか凝視

とわざわざ言い方を

変えることがあります。

 

現役の校閲記者さんも

そこは頭を抱えられていました。

 

 

校正校閲は
誤字脱字や表記ゆれを
チェックするだけじゃありません。
 
事実確認、言葉の誤用、
海外記事の場合は
現地時間と日本時間に
間違いがないかなど、
細かく細かく見ていきます。
 
今回は時期的に
ウクライナ情勢や
バイデン大統領といった世界情勢、
Youtuberを取り上げた
ダミー記事などを
チェックしました。
 
誤字脱字、事実確認、
表記ゆれなどは私でも対応できました。
 
ただ、政治ネタは
やはり難しいアセアセ
 
これは政治や外報担当記者じゃないと
わからない慣例があるので、
そもそもルールを知らないと
できないことがたくさんあります驚き
 
例えば、
 
「バイデン大統領の
所信表明演説」。
 
これ、私、
直しなしと思ってたんですが、
間違いなんです。
 
何が違うかわかりますか?
 
これも、
政治や外報担当記者じゃないと
わからないルールです。
 
芸能原稿にも
慣例やルールがありますし、
うちの夫(テレビマン)も
警察担当記者だった時期があるのですが、
やはり事件や裁判の原稿には
慣例やルールがあります。
 
このあたりは、
やはりそれぞれ
専門の記者を経験しないと
わからないことだったりします。
 
校閲担当者は
報道、外報、文化芸能、スポーツ、
暮らしと、幅広いジャンルに精通して
それぞれの分野の慣例やルールを
知っていないといけない。
本当に尊敬です乙女のトキメキ
 
私は芸能畑で政治や外報未経験なので、
とても興味深く聞いてましたおねがい
 
※ちなみに先程の答えは、
「所信表明演説」→「一般教書演説」。
所信表明は日本の首相に使い、
米大統領では一般教書という
言い方になるそうです。
知らなかったーびっくりびっくり
 
 
今はテレビや新聞雑誌だけじゃなく、
web媒体がたっくさんあって、
原稿が溢れています。
そこにはいろいろな書き方や
スタイルがあるから、
無理に新聞表記に合わせる必要は
ないと思います。
 
ただ私は個人的に、
新聞校閲の
「言葉に対する
探求心、追究心」
心動かされるのです(笑)
 
言葉のひとつひとつを
つぶさに見て、
読者が読みやすく
わかりやすいように、
一文字一文字確かめ、
修正していく。
 
この、
言葉にとても丁寧に
向き合ってる感覚が好きです。
 
そういう意識を持って書いた原稿は、
たくさんある原稿の中でも
光って見えるんじゃないかな、と
思っています。
 
なので私はこれからも、
なるべく新聞校閲に近い形で
自分の原稿を
チェックしていきたいですグー