昨日の誕生日日記に

お祝いや温かいお言葉をいただき

ありがとうございましたラブお祝いケーキ

皆様の優しさがうれしいですっガーベラ

アラフォーがんばりますっグー

 

 

ドラマの原稿執筆が始まったので、

また今期のドラマを

チェックしておりますテレビ

 

記者目線で注目しているのは

フジテレビの木曜ドラマ。

黒木華さん主演の

「ゴシップ #彼女が知りたい本当の◯◯」。

 

 

 

 

 

マスコミ業界の話なので、

もともと興味のあるドラマでした。

 

〜おおまかなストーリー〜

 

大手出版社「クスノキ出版」の

お荷物部署となっている

web媒体「カンフルNEWS」を、

黒木さん演じる経理部の瀬古凛々子が

編集長になり立て直していくストーリー。

 

凛々子は他人の気持ちや

空気が全く読めないが、

鋭い洞察力で

違和感やちょっとした誤りを

見過ごさない。

経理部では

【地獄の番犬・ケルベロス】と

恐れられていた。

 

そんな凛々子がやってきた

「カンフルNEWS」。

過去にはスクープや特集を組む

強力週刊誌だったものの、

現在は取材をせず

ブログ記事や他社サイトの

ニュースをコピペする

“コタツ記事”ばかり発信している。

月刊PVは50万程度。

 

凛々子は月刊5000万PVを目指し、

「事実」を報じるために

独特のやり方で

取材対象者に切り込んでいく。

 

 

 

この主人公・凛々子は

おそらくアスペルガー。

本当に空気を読まない真顔

 

出禁になっている事務所や現場にも

何食わぬ顔で出向く。

(そもそも出禁になってる

編集部がアウトだけども)

 

 

そして、

ど直球に正面から質問する。

 

妻と“円満離婚"した俳優に話を聞くため、

出禁をくらっている囲み取材に乗り込み、

(これだけでもすごい。

チキンハートな私にはできない)

「妻といつからセックスレスだったか」

ストレートに聞いたりする滝汗

周りの空気とか全く読まないショック

 

 

私もスキャンダルがあった際の

現場張り込みや囲みは

本当によく行っていたので、

“あの雰囲気”を感じながら見ていました。

 

やっぱり、現実の取材現場では

いろいろあります。

暗黙のルールとか。

 

リポーターさんや新聞社の敏腕記者、

大手週刊誌が現場にいれば、

自然と質問の順番も決まってくるし、

いろいろな忖度もあります。

(違法なことはもちろんしてませんよ)

 

事務所との関係もそう。

やはりいろいろと線引きがあって、

そこは現場で

「空気を読む」ことが必要になる。

 

凛々子みたいに

あそこまで堂々と空気を読まずに

ヅカヅカ聞けるって、

ある意味うらやましい(笑)

こわーい事務所にも

一人で乗り込んでいくし滝汗

(私にはできないなぁアセアセ

 

まあこれはドラマなので

かなり大袈裟にやってますが、

こういう記者がいたら

めちゃくちゃ目立つし、

ある意味かっこいいなと思いますキラキラ

 

 

 

そしてこのドラマで描かれている

「カンフルNEWS」。

“コタツ記事”しか書かない媒体は、

やはり軽蔑の対象として描かれています。

 

ここでの“コタツ記事”というのは、

テレビの内容を起こしたものや、

芸能人のブログを記事化したもの、

他社サイトの後追いなどを指しています。

取材せず

家でコタツに入りながら書けるPC

って意味です。

 

これらはやっぱり、

取材が前提の記者からすると

「そんな仕事でいいのかよ」

見られる対象になりやすい。

(今はテレビやSNSの後追いって

普通になってますけどね)

 

広い意味でとらえると、

ネット上の情報を集めてまとめた記事も

“コタツ記事”になります。

外に出ずとも情報をまとめて

キーワードを意識して書けばPC

それも原稿になりますからね。

 

副業や在宅ワーク

当たり前になりつつある今、

「ライター業」って

一番手が出しやすい分野です。

デザインやシステム、イラスト関係は

知識・技術があらかじめ必要ですけど、

文章は誰でも書けるから

「ライター」は手取り早く仕事ができる。

 

「まとめ記事」「起こし記事」の需要は

一定数あるから、

未経験者が在宅でも書ける仕事として

ライター募集する企業もたくさんあります。

(その分単価は安いけれど)

いろいろなライターがいていいと思うし、

門戸が広いのも良いことだと思います。

 

ただ、「誰でもなれる」ってことは

ライバルも多いということ。

「あなたが書いて」と相手から選んでもらい、

ふさわしい報酬を手にするのは

そんなに簡単なことじゃない。

ボランティアみたいな仕事もたくさんある。

 

個人的には、

ライター業は「技術職」だと思っています。

(これはまたどこかで書きたい)

 

構成にすごく頭を使うし、

発信側と読み手側のことを

めちゃくちゃ考えている。

そして「書く」に至るまでの作業が

めちゃくちゃ多い。

(↑フリーの場合、

ここに割かれる時間はお金にならない)

単純に「1本=いくら」

計れるものではない労力もある。

 

ライターの「技術」に対して

しっかり対価が払われるように

なるといいなーと思います。

(だから自分の技術を磨かないとなんですが)

 

 

さて。

この

“コタツ記事”ばかり書く

「カンフルNEWS」が、

凛々子の行動によって

どう変わっていくのか?

記者たちの心がどう変化するのか。

最終回まで見届けようと思いますまじかるクラウン