先日、娘の個人面談がありました。
この日は朝から忙しい日で、
面談に行くギリギリまで仕事で
取材依頼をしたり
企画書を書いていたので、
頭はパンパン状態
でも娘の担任(アメリカ人)は
めっちゃくちゃ速い英語を話すので、
自宅からチャリを爆走させながら
頭の中で質問事項などを英語で考えて
頭を切り替えてから行きました
(その場であの速さに対して
咄嗟に質疑応答できるほど私に余裕はない……)
そして面談。
コティはもう何度も書いておりますが
スーパー
癇癪モンスターです
多動多弁で、よくぐずり、
とにかく1日中喋り続ける。
そしてこだわりが強い。
いろいろなことに
独自のルールがあって、
そのルールを私が間違えたり
スルーしてしまうと、
癇癪が発動しカオスになる
例えば「いただきます」の
返事は絶対に「どうぞ」じゃないとダメ。
「はーい」や「わかったよ」ではダメで
「どうぞ」と言うまで
何回も「いただきます」を繰り返す。
私が別の場所にいて「どうぞ」が
聞こえなかったりすると大変で、
わざわざ私のところまで移動して来て
何度も何度も「いただきます」を言う。
こんな変なマイルールが
たっくさんあって
私は疲れ果てる。。
また自分の考えていること、
思っていることを
納得いくまで説明したいらしく、
私がコティの話を遮ったり
うまく応対できないと、
何度でも何度でも
最初から巻き戻して
一言一句同じに話し始める
参ってしまう。。
ただ、これらの状態は
主に自宅や私の前だけで顕著に現れ、
どうやら
スクールでは静かで動き回らないらしい。
これは東海地方にいる時からそうだった。
なので昔から、
スクールの面談や保健所での相談では、
「きちんと社会生活や
集団生活に適応しているし、
落ち着きもあるし、ルールも守れる」
と言われてきました
家と全く違う
この違和感に
同意してくれる人が
いなかったのです
ですが今回、
担任はよーーく
わかってくださっていました。
確かに癇癪やぐずり、
動き回るというのは
スクールでは見られないようで、
担任からも
「家で本当にそうなの?信じられない」と
驚かれました
しかし、娘の
「こだわりの強さ」や
「共感力の強さ」には
気づいていて、
どうケアしていくか
試行錯誤しているようでした
この
「共感力?」が
強すぎるところ。
結構曲者でやばいのです
例えば、
少し離れたところで
他の子が怒られていたら、
まるで自分が怒られたような感覚になり、
突然泣き始めたり、
「あの子がかわいそうだ」
「あの怒っている人は怖い」と
しばらく心に引きづります。
そしてその記憶をよーーく覚えていて
突然思い出して凹んだりする。
(昨日もショッピングモールで
見ず知らずの小さな子が遠くで
パパに怒られていて、
その子を心配して涙目に……)
これは結構キツくて、
スクールでも
担任が他の子に言ったさりげない言葉などが
キッカケになって、
(自分は言われてなくても)
考えすぎてご飯が食べれなくなったり、
急にパニックになったり、
鉄壁のガードを降ろして
周囲とのコミュニケーションを
遮断してしまうことがある
づかづかと
人に近づいて延々としゃべっている時と、
ガードを降ろした時の差が
激しすぎるのです
担任はコティのことを
「sensitive(敏感)」
「perfectionist(完璧主義者)」で
「emphasize(共感)」しやすいと言っていた。
「これでは生きにくいだろう」と。
感覚もすごく過敏で、
手に何かちょっとついただけで
嫌がりよく洗う。
光もまぶしかり、
ちょっとした音も「うるさい」という。
炭治郎並に嗅覚が鋭くて
ほんの少しの臭いにも苦労している。
確かに生きにくいと思う。
そして
失敗することを極端に嫌い、
絵を描いていてもクラフトを作っていても、
少しでもズレたりやり方を間違えると
やり直したがる。
私の前だと間違えた瞬間に
癇癪が勃発しますが、
スクールだと
動きが止まって
泣き出しそうになるそう。
私も心はsensitiveですが、
基本ズボラな私から
生まれたとは思えない繊細さ…。
夫は楽観主義でコティとは
全くタイプが違います。
ちなみに、私はこれまで
「失敗しちゃいけない」
「一番にならなきゃいけない」
なんて彼女に1回も言ったことありません。
彼女が失敗して癇癪を起こす度に
「いいんだよー!
間違ってもいいじゃん!
完璧じゃなくてもいいじゃん!
今頑張ったことが偉いよ!」
と伝えていますが、
「間違えたくない!」とキレられます。。。
担任も
「間違えることは悪いことじゃない。
間違えたからこそ、
新しい学びがあるんだよ。
コティはまたひとつ学んだよ。
逆に何も間違えなかったら、
学びがないんだよ」
と常々伝えているそうですが、
なかなか心には響いてなさそう。
自分が一旦心を許したり、
安心した相手、場所であれば
驚くほどのびのびと自分の良さを
発揮するのに、
そこに至るまでが過敏過ぎて
とても大変そうに見える
そしてそれを常々相手にする
私も本当に本当に疲れるのです。
どうやって付き合っていけばいいのか。
どうやって
感覚をもう少し緩やかにして、
良い部分を伸ばしていけばいいのか。
先生方もいろいろ
アプローチしてくださっているけど、
1日の大半を共にするのは私なので、
彼女がもう少し生きやすいように
なんとかしてあげたいんだけどな。。
(生きづらいと言っていますが、
コティは毎日を全力で楽しんでいるのは
感じています)