先日、
5年ぶりに現場復帰したコティマム
今後、芸能取材は
あっても月1〜2回くらいかなぁと
思っていたのですが、
意外とコンスタントに依頼があり、
今週も何本か出ることになりました
まさかフリーランスで
芸能の現場に出る日がくるとは……
復帰一発目は
ジャニーズ取材でしたが、
これは結構タイトなんです
といいますもの、
ジャニーズというのは
皆様もご存知だと思いますが
超大手大御所事務所です
歴史も長く
さまざまなグループがあって、
たっくさんのコンサートや舞台など
エンタメを創ってきています
なのでスポーツ紙や専門紙などは
「ジャニ担」と呼ばれる
ジャニーズ担当記者がいるんです
ジャニ担であれば
ジャニーズに詳しいので
メンバーの情報や
グループの先輩後輩関係、
舞台やコンサートの
歴史や見どころ、伝統芸など
熟知しているわけです
テレビだったら芸能デスクや
リポーターさんは
事務所やメンバーと懇意にしているし
コンサートや楽屋なども
よく行かれているので、
とっても詳しいし、
深い質問ができる
コティマムが以前いたテレビ局も
リポーターさんがいましたし、
編集部にも専属ジャニ担はいないまでも、
ジャニーズに詳しい女性記者が
必ず現場に行ってました
(実質彼女がうちのジャニ担だった)
なので私は現役時代、
あんまりジャニーズの現場に
行ったことがなくて、
彼女がお休みの時に
代わりに行く程度でした
ジャニーズの現場は
ジャニ担独特の雰囲気があり、
私など部外者も同然で、
当時は空気のように
仕事してました(笑)
なので今回、
復帰一発目がジャニーズで
めちゃくちゃ焦りました
私、
ジャニ担でも
何でもないんだけど…
どうしよう〜
メンバーの
顔と名前も一致しない。
舞台の歴史も知らない。
その舞台を
どの先輩グループから
受け継いでいるか、
どんな伝統芸があるかなど
エピソードも知らない。
やべぇ。。
ってことで、
取材前はリサーチしまくって
想定原稿を作っていきました(๑•﹏•)
そしてジャニーズに関しては
写真もいろんな縛りがあります
私がまだ現役だった頃、
ウェブ媒体は
写真掲載NGでした
おそらく5年くらい前まで、
GoogleやYahooで検索しても
ジャニーズの取材写真って
出てこなかったはずです
CDやポスターのアー写は別ですが、
イベントやコンサートをしても
ウェブ媒体の写真撮影は禁止で、
掲載できなかったんです
なので逆にウェブ媒体は
スチール撮影を
しなくてよくて、
その点では
楽だったんです(笑)
それが今はウェブ媒体でも
ジャニーズの取材写真は
解禁されていて、
舞台も撮影できるように
なりました
なので今回、
私はスチールカメラで舞台撮影を
せねばならなかったのです
ただ、ウェブ媒体が使える写真には
枚数制限があり、
撮ったものを全部は使えません
舞台中は撮り逃しのないよう
たっくさんシャッターを切ったので、
使う写真を厳選せねばならないのも
大変でした
5年ぶりの復帰で
いきなりジャニーズで
本当に緊張しましたが、
不安なところは先に
現場の記者さんに確認したりして(笑)、
なんとかやりました
今回、
スチールカメラ撮影が
本当に課題だなぁと思いました
舞台上で被写体は常に動いているし、
照明も変わります
スモークも焚かれます。
望遠レンズも含めて
よりきちんと撮影できる機材が
必要だなぁと……
会社に所属していた時と違って
今は撮影も任せられるから、
写真の技術も鍛えねばです
そして、
久々に取材後すぐ執筆にとりかかる
流れをしましたが、
これはフリーランスになってからは
あまりなかったので、
やはり緊張でした
取材しながら、撮影しながら、
その場でもう
頭の中で原稿の構成を
同時進行で
組み立てなければいけない。
取材終わりの段階で
使う写真と
コメントの使い所を
早々と編集部に
提案しなければいけない
そして提案したら
すぐに記事化
しなければいけない
だから周りの記者さんも
取材しながらパソコンに
原稿打ってたりするし、
イベント終わって10分もしないうちに
もうニュースのトップに
記事が出てたりする
それはやはり、
現場記者が想定原稿を用意しつつも
取材しながら頭で構成練って
書く内容をまとめている
からできること
今後も現場に出るので、
フリーランスの
在宅の仕事感覚も伸ばしつつ、
この現場感覚も
取り戻していこうと思います